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インタビュー

【RIZIN】“格闘技に命を救われた男”が回り道してたどり着いたRIZIN参戦、石司晃一「日本一にならずして、世界に挑戦っていうのは違う」

2023/03/31 13:03

石司「1個1個を見たら、全部自分の方が上だと思っています」

──大会まであと2日に迫った心境は?

「まだあんまり“さあ、試合だ”とはなっていないですね。明日の計量のことをいまは考えていて、計量が終わってから試合だってなると思います」

──RIZIN初参戦の反響は?

「うーん、多少はありましたけど、友達とか少ないからあんまり(笑)。特にそんな言われることはないですね」

──練習環境は?

「トイカツ道場でのプロ練習、柔術の道場やフィジカル練習ですね。柔術はちょっと前まではカルペディエムに行っていました」

──対戦相手の金太郎選手の印象は?

「打撃で倒す1発を持っていて、思い切りのいいというか、ストライカー系の選手だなと思います」

──今回の金太郎戦の勝敗によってRIZINのバンタム級戦線でどこにいるかが分かる試合になる?

「そうですね……今回勝ったらもうちよっと上の相手と戦えるので……まあ、今回だけで自分の立ち位置が分かるというよりは、一個ずつ上の相手順番に倒していって、一番上まで勝ち上がりたいなと思いました」

──どんなところを見てもらいたいですか。

「トータルで戦うところもあるんですけど、自分も打撃とか勝負しに行くんで、思い切りよく戦うところと、気持ちで戦うので、そういうところを見てほしいです。展開は……やってみないと分からないですけど、どういうところで戦っても勝てるので、しっかり完封して勝ちたいと思います」

──金太郎選手用のサウスポー対策は?

「サウスポーの選手とは多めに練習してきました。ローキックは構えが異なるのでそんなに有効だとは考えてないですけど、ただほかの技が、右の蹴りだったり入りやすくなるので、そういうところでやりやすいところもあるので、オーソの相手とは違う使い方になると思います」

──金太郎選手を上回っている部分は?

「基本的に1個1個を見たら、全部自分の方が上だと思っています」

──おおっ、すごい自信ですね。

「ただ、試合なんで実力差があっても1発でひっくり返るので、そういうところは気を付けなきゃいけないなと思っています」

──これまで「DEEPで王者になるまでRIZINに出ない」と決めてやってきた石塚選手ですが、PANCRASEで王座戦までやった金太郎選手と戦うことはどんな意味を持ちますか。

「特にバンタム級は、RIZINにトップ選手が集まっていると思うので、そのなかで強い選手たちと戦って勝ち上がっていけるのは、やっとこの中で戦えるな、と。自分にとって嬉しいことです」

──5年前にタイトルを獲ってRIZINに参戦していたら、あるいは欠場者が出たときにRIZIN出場のオファーもあったかと思います。それでもDEEP王者になるまでは出ないと固辞してやってきた今と、以前のチャンスがあったときと比べて、どんな違いがありますか。

「途中、悪い期間もあって、調子を取り戻してきて、実力的にもメンタル的にもいまの方が上だと思っているので、そういうものを見せていきたいなと思っています」

佐伯代表 自炊の話は? 減量の前も後も自炊してるでしょ?

「はい、自炊して……普通じゃないですか?(苦笑)」

佐伯代表 減量後はみんな食べに行くよ。

「自分は自炊で……道具も持ってきました。ホテルに米と炊飯器を持ち込んで、ご飯と油少な目の肉と野菜と果物と納豆とヨーグルト、梅干しとか、いつも食べている健康的なものを食べます」

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