『BODYMAKER presents GLADIATOR 021』写真・リポート
▼第15試合 GLADIATORフライ級タイトルマッチ 5分3R
〇ニャムジャルガル・トウメンデムベレル(ASM association/モンゴル/MGL-1 FCフライ級王者)
[1R 0分07秒 KO] ※右ストレート→パウンド
×NavE(N★TRUST/第3代GLADIATORフライ級王者)
※ニャムジャルガルが第4代 GLADIATORフライ級王者に
GLADIATOR王者のNavEは2018年9月に加マーク納を破り戴冠。2021年9月に宮城友一に判定勝ちで初防衛後、今回が2度目の防衛戦となる。
対するは、当初挑戦予定だったDOUBLE GFCフライ級王者チェ・ドンフン(韓国)の負傷により、モンゴルのMGL-1FC フライ級王者ニャムジャルガル・トゥメンデムベレルがNavEの王座に挑戦することになった。
ニャムジャルガルはウランバートルのASMアソシエーション所属、出身地のボヤンホンゴル県バヤンボラグ村ではモンゴル相撲でナチンの称号を得て、柔道ではアジアオープン3位、モンゴル学生選手権準優勝、柔術は青帯でコンバットサンボではモンゴル選手権で銅メダルを獲得している強豪グラップラー。
MMAではアマ2戦2勝、プロ5戦全勝でMGL-1FC フライ級王座を獲得、現在もベルトを巻く同国軽量級最強の一人だ。
1R、グローブタッチ。サウスポー構えのNavEに、オーソドックス構えのニャムジャルガルが中央を取る。喧嘩四つで前手をともに突く、両者の前足が近い距離。
ニャムジャルガルは同じ足の位置のままステップせずに左ジャブ、続けて顔面に右ストレートをヒット!
NavEの右の打ち返しより速く、返しの左フックでNavEのアゴを打ち抜くと、NavEは前のめりに頭からマットにダウン。ニャムジャルガルの右のパウンド1発とともにレフェリーが間に入った。
ニャムジャルガルが7秒KO勝利。Gladiatorフライ級王座を獲得し、MGL-1FC王座とあわせ2冠王となった。