(C)Zuffa LLC/UFC
2023年4月より、UFCがU-NEXTで配信されることを23日、UFCが発表した。
UFCはU-NEXTと複数年にわたる配信パートナーシップを締結。「U-NEXTはUFCが主催するすべてのライブイベントならびにサポートプログラムを日本で配信する」と発表した。
これまで日本ではナンバーシリーズがWOWOWで放送されてきたUFCだが、今後、U-NEXTでは日本時間4月9日(日)に開催される『UFC 287:ペレイラ vs. アデサニヤ 2』(11時~)を皮切りに、PPVイベント(年間12回)およびUFCファイトナイト(年間30回)のすべてをライブ配信するほか、UFC Fight Passのオリジナルコンテンツである『UFC Countdown(UFCカウントダウン)』、『UFC Connected(UFCコネクテッド)』、『ROAD TO UFC シーズン2(5月27日開幕)』、『The Ultimate Fighter(ジ・アルティメット・ファイター)』などの番組も順次、配信していく。
【写真】2022年11月12日『UFC281』以来の再戦となるアレックス・ペレイラvs.イスラエル・アデサニヤがメインの4.9『UFC 287』からU-NEXTが配信。
また、UFC大会のライブ配信では、宇野薫、水垣偉弥ら、UFCの舞台で戦ってきた面々が解説を務める予定。
2007年から動画配信サービスを提供するU-NEXTは、映画、テレビ番組、アニメ、音楽など、豊富なコンテンツのラインアップでシェアを拡大し続ける中、「目下、急成長を遂げているスポーツ事業の要」としてUFCをコンテンツに加えた。
ケビン・チャンUFCシニアバイスプレジデント兼UFCアジア太平洋地域統括責任者は、「日本は総合格闘技の先駆的な国のひとつであり、豊富な才能と熱狂的なファン層を有しています。UFCは今年30周年を迎えますが、U-NEXTとの新たなパートナーシップは、この市場における私たちの長く輝かしい歴史において、エキサイティングな幕開けとなるでしょう」とプレスリリースに記した。
また、堤天心U-NEXT代表取締役社長は、「UFCが30周年を迎える記念すべき年に、パートナーシップを築くことができ大変光栄です。人気・実力・選手層の厚さ、すべてにおいて世界最高峰を誇るUFCは、今後拡大していくU-NEXTのスポーツジャンルにおいて中核を担うコンテンツのひとつとなるでしょう。今回の取り組みを契機に、長きにわたって応援してきたファンの方はもちろん、より多くの日本の視聴者に向けて、世界が熱狂するトップアスリート同士の試合をお届けしてまいります。UFCと一丸となって格闘技を盛り上げてまいりますので、ぜひご期待ください」とのコメントを寄せている。
初回ライブ配信 4月9日(日)の
— U-NEXT 格闘技 公式 (@UNEXT_fight) March 23, 2023
#UFC287 のメインイベントは
ミドル級タイトルマッチ🏆
アレックス・ペレイラとイズラエル・アデサニヤが激突👊
激闘必至のギルバート・バーンズ🆚ホルヘ・マスヴィダル戦ほか豪華カードめじろ押し🤩#格闘技観るならUNEXT https://t.co/vhblLMw23J pic.twitter.com/y6NisX3zj7
日本でUFCは、1997年の『UFC Japan:アルティメット・ジャパン』以降、合計9回のイベントを開催。現在、UFCのロースターには魅津希、佐藤天、村田夏南子、平良達郎、木下憂朔に加え、2023年2月に決勝戦が行われた『ROAD TO UFC シーズン1』で契約を勝ち取った中村倫也と風間敏臣ら、7名の日本人選手が名を連ねている。
現在、U-NEXTはBellatorやGLORYを配信しており、今後、UFCとともに北米メジャーの2団体を配信していくことになる。また、これまで通り、UFC Fight Passも日本で視聴が可能で、プレリミナリーの公式YouTube配信も続く予定だ。