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【PANCRASE】高本千代と重田ホノカがデビュー戦=4月30日(日)立川

2023/03/17 12:03
【PANCRASE】高本千代と重田ホノカがデビュー戦=4月30日(日)立川

(C)PANCRASE

 2023年4月30日(日)東京・立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 333』の追加カードが発表された。

▼ストロー級 5分3R
高本千代(高本道場)※デビュー戦
重田ホノカ(パラエストラ柏)※デビュー戦

 サラブレッドのデビュー! 高本千代の父は、BJJF全日本マスターズ柔術選手権や全日本サンボ選手権優勝者で、レフェリーとしても活躍する高本道場師範・高本裕和。幼少期から格闘技に慣れ親しみ、数々のアマチュア大会に出場。「いつデビューするのか?」と各団体から興味を持たれていた高本千代が、ついに地元 立川で参戦。

 対する重田ホノカも柔道界でちょっとは知られた存在で、3月4日の東京CAGE FIGHT 07で勝利した腕十字の、流れる様な動きは感動的。18歳と19歳、2人のデビュー戦は後世に語り継がれる予感ひしひし。

【既報カード】

▼PANCRASEライト級王座統一戦 5分5R
久米鷹介(ALIVE)第7代王者・24勝6敗4分
アキラ(武蔵村山さいとうクリニック)暫定王者・18勝10敗3分

▼PANCRASEバンタム級 王座統一戦 5分5R
中島太一(ロータス世田谷)第4代王者/12年NBT同級優勝・16勝14敗1分
田嶋 椋(OOTA DOJO)暫定王者/22年NBT同級優勝&MVP・6勝1敗

▼PANCRSE女子ストロー級選手権試合 5分5R
KAREN(PRAVAJRA/プラヴァージュラ)第4代QUEEN OF PANCRASIST・6勝1敗
ソルト(マルスジム)同級1位・2勝2敗

▼PANCRASE女子フライ級選手権試合 5分5R
端 貴代(和術慧舟會AKZA)18勝8敗1分・第2代QUEEN OF PANCRASIST
NORI(PRAVAJRA)5勝4敗1分・1位

▼フェザー級 5分3R
亀井晨佑(パラエストラ八王子)2位・2018年NBT同級優勝・6勝3敗
パン・ジェヒョク(KOREAN TOP TEAM)10勝7敗

▼バンタム級 5分3R
井村 塁(Nexusense)8勝2敗・#1位/2020年NBT同級優勝・MVP
石井 逸人(TRIBE TOKYO MMA)17勝5敗3分・第11代環太平洋バンタム級王者

 修斗・第11代環太王者の石井逸人が3年半ぶりにPANCRSE参戦! 迎え撃つのはバンタム級1位の井村。同級ランカーには招かれざる客を井村が地元で押し返すか? それとも石井があっさりとランキング1位を奪い取るか?

▼ストロー級 5分3R
藤野恵実(トライフォース赤坂)#2位・25勝13敗1分
エジナ・“トラキナス”・オリヴェイラ(ブラジル/ROCHA TOP TEAM)10勝11敗1分
※3月大会から4.30立川大会にスライド

▼ライト級 5分3R
松本光史(M PLATIC)#2位/修斗・第12代世界ライト級王者・23勝11敗2分
ヌルジャノフ・ルスタムベック(キルギス・SALAH)EFCライト級暫定王者・14勝7敗

 中央アジアはキルギス共和国MMA団体の、EFCライト級暫定王者が参戦! 元々の体幹の強さを生かした強力な打撃が武器だが、当然しっかりとMMAが出来る。直近5戦が4勝1敗でうち3試合でフィニッシュ勝利している。

 対する松本は久米を追い、修斗からPANCRASEに来たが、2022年9月の前戦アキラとの暫定王者戦に敗れて仕切り直し。RIZINダロン・クルックシャンク戦来の国際戦に白星なるか? 26歳で14勝7敗のヌルジャノフが178cmの長身を活かして格上の松本を食うか。

▼ライト級 5分3R
粕谷優介(総合格闘技道場CROWN)3位・12勝7敗2分
葛西和希(マッハ道場)4位・8勝2敗

 2022年の横浜大会でいったんは組まれるも、葛西の欠場で無くなっていたカードが今回の立川大会で実現。代理で緊急出場した兄弟子・岡野裕城の倍返しを狙う。粕谷はマッハ道場に連勝し、タイトル挑戦フラグが立つか。

 粕谷は、12勝7敗2分。2015年9月と2016年11月のUFC挑戦後、17年8月よりPANCRASE参戦。フェザー級で2連敗後、ライト級に転向すると、2019年4月に現Bellatorの菊入正行に1R TKO勝ち。しかし、ライト級暫定王座戦でサドゥロエフ・ソリホンに2R TKO負け。2021年6月に松岡嵩志に1R KO負けで連敗を喫した。しかし、2022年4月に平信一に2R リアネイキドチョークで一本勝ちで再起。12月に葛西の代役の岡野裕城を1R リアネイキドチョークで極めている。

 “じょっぱりグラップラー”葛西は8戦2敗。2020年7月から2021年9月まで平信一、小川道的、長田拓也、林源平を相手に怒涛の4連勝も、2022年3月大会では前修斗王者の松本光史にスプリット判定負け。同じ高田馬場でDARANI相手に判定勝ちで再起を果たしている。

▼ライト級 5分3R
松岡嵩志(パンクラスイズム横浜)12勝9敗・#5位
岡野裕城(マッハ道場)17勝13敗1分・HEAT第6代同級王者

HEAT王者・岡野裕城が、12月の横浜武道館に続き参戦。前回は欠場した同門の葛西和希の代わりにスクランブル参戦し、粕谷優介に敗れたが、今回の試合では違う姿をデガゴンで見せたい。親方・松岡は9月立川での雑賀ヤン坊達也戦での1R TKO負けからの再起戦。勝ってランキングトップ集団に喰らいつき、ベルト挑戦への射程距離に前進したい。

▼フライ級 5分3R
秋葉太樹(パンクラス稲垣組)#4位・11勝12敗1分
谷村泰嘉(パラエストラ八王子)#6位・4勝 1敗

※2022年12月の横浜大会で組まれながら、秋葉の欠場で中止となっていたカードが4.30 立川大会で実現する。

 フリーの秋葉が稲垣組へ所属しての初戦。現在4連敗中と苦しんでいるが、所属が決まり安定した格闘技生活に期待は高まる。

 対する谷村泰嘉は2003年1月生まれで鶴屋怜と同学年。空手と柔術を組み合わせたやや独特な格闘スタイル。秋葉と谷村は見知った間柄では有るが試合は別。ランキングを上げるのは秋葉か谷村か。

▼フライ級 5分3R
有川直毅(K-PLACE)5位・7勝4敗1分
コルトン・キエルバサ(Marrok Force)5勝1敗

 2023年1月20日、タイ国ルンピニースタジアムで始まったONE FRIDAY FIGHTS初戦、1R 0分57秒で藤沢彰博をバックスープレックスからのリアネイキドチョークで秒殺したコルトン・キエルバサが来日する。アメリカ海兵隊に所属し沖縄に駐留経験もあるキエルバサが対日本人連勝を飾るか。

 有川は、2022年はPANCRASEで上田将竜にスプリット判定負け、GLADIATORでは藤田健吾に判定勝ちも、2022年9月の前戦でNavEに判定負けと意のままにならない結果となっている。3連敗は避けたいが、フライ級ベルトを目指す“The Monster”コルトンのベリートゥベリーが炸裂するか!?

【プレリミナリー】

▼フェザー級 5分3R
渡辺謙明(パラエストラ東京)7勝11敗
平田直樹(フリー/初参戦)3勝2敗

DEEPで活躍し、米国大会CFFCバンタム級戦からの出直しとなる平田直樹がPANCRASEプレリミナリーから参戦。渡辺はメインカード枠への門番としてこのゲートを閉じるか。

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