第11試合のK-1ウェルター級3分3R延長1Rで対戦する、寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushウェルター級王者)は67.45kg、實方拓海(TSK japan/WMC日本スーパーライト級王者)は67.25kgでそれぞれ計量をパス。
寧仁太は「試合が決まってから今日まであっという間だったんですけど、やっぱり改めてK-1に出場できること、対抗戦に自分が選ばれたことを凄く嬉しく思います。試合に向けていろいろ自分の中でやってきたんで、明日はそれをリングの中で出すだけ。応援に来てくれる方々を僕が一番盛り上げられるように頑張ります」とコメント。
RISEから乗り込む實方は「この試合が決まった会見の時に、Twitterが荒れる話をしたんですけど、マジで僕が誰か分からなさすぎて、全然荒れないというちょっと予想と違うことになって、もっと頑張んないとなと思いました(苦笑)。寧仁太選手、めちゃくちゃ仕上がってたし、こういう知名度とかも全部、明日になればひっくり返ると思っているんで、対抗戦一発目に相応しい試合ができたらなと思っています」と、寧仁太を喰う気満々に語った。
寧仁太
――計量で対戦相手を見ての印象は?
「成績は僕よりあるし、たくさん試合している選手なんで、慣れているというか落ち着いた感じは見られました」
――『THE MATCH』ではK-1勢が負け越していて、今回は負けられない戦いだと思うが、K-1を背負う意識や気持ちは?
『THE MATCH』に僕は出られなくて、そういう悔しい気持ちもあったんですけど、そこまで僕は取り返すとかそういう気持ちじゃなくて、リングの上でK-1の強さを、自分の強さをまたRISEさんという団体のファンの方も見ると思うんで、自分の強さを日本のキックボクシング、これから世界のキックボクシング界に示していけたらいいなと思っています」
――YouTubeで魔裟斗さんが先輩として『負けるなよ』と言っていたがどう思う?
「K-1を作ってくれた方の声は力になるんですけど、新しいK-1は昔と比べられるというよりも、全く別物でより良いものにしたいと思っていて。新しいK-1は本当にトータルとして凄い最強の団体になると思うんで、その歴史の一部を明日作りたいと思っています」
實方
――計量で対戦相手を見ての印象は?
「やっぱり大きいなという印象がありますね。大きいのは知ってたし予想していたんですけど、想像以上にリーチの長さがあったので、結構難しい戦いになるかなと思いましたね」
――K-1ルールの対策をしてみての印象や感想は?
「僕はRISEルールでずっとやってますけど、元々キャッチもそんなにしないので、今まで通りの調整で問題なくできたかなと思っています」
――今後チャンスがあればK-1のタイトルを狙いたいという気持ちは?
「全然そこまで考えてなくて、まず僕はRISEのベルトも獲ってないので。でもK-1とRISEと世界も巻き込んで、日本のキックボクシングをドンドン盛り上げていけたらいいなと思っています」