キックボクシング
レポート

【Stand up】無効試合で仕切り直しの新人王戦は石川泰市が優勝、TARGETの新鋭TAKUが大会MVP

2023/03/01 20:03

▼第1試合 -63kg契約 3分3R
×太陽(K'Bスポーツジム)
TKO 2R 2分 ※レフェリーストップ
〇TAKU(TARGET)


 Stand upアマチュアAクラス-65kg級優勝の実績を持つ太陽は2戦1勝1敗の18歳。前戦となった昨年4月大会では加藤圭太に1RKO勝ち。対するTAKUはJAPAN CUP2022-65kg級準優勝の実績を持つ22歳。昨年10月のプロデビュー戦では大河内佑飛に判定勝ちし、今回2戦目となる。


 1R、TAKUが序盤から右ストレートを炸裂させるが、太陽は打ち合いにいきテンカオを交ぜて前進。リーチがありながらもTAKUは中に入り込んでパンチを当てていく。2R、太陽はバックブロー。打ち合いでTAKUが右ストレートでダウンを奪う。立ち上がる太陽に、再び右ストレートを当てるTAKUはパンチ連打でダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。TKO勝ちしたTAKUは今大会のMVPも獲得した。

寺戸伸近GMの総括
「全体的にアグレッシブでレベルが高い試合でした。Stand upとしてもそれぞれの選手の今後の活躍が楽しみです。第1試合のTAKU選手は豪快なKO勝ちだったのでMVPに選びました。近藤選手も凄くいい選手でしたが、競り合った展開の中で、倒し切ったTAKU選手は凄いと思います。第2試合の指田選手はキレが良く、恐ろしいほどの攻撃力で倒せる選手だなという印象を受けました。もっと経験を積めば上にいける今後が楽しみな選手だと思います。第4試合は再戦でした。お互いにしっかり攻撃を見ている攻防の中でしっかりダウンを取る石川選手の攻撃が光りました。石川選手は新人王を獲ったことで、RISEさんのリングに上げさせていただいて活躍を期待したいと思います。次回は4月23日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX大会です。7月16日(日)から新人王トーナメント『King of Rookie 2023』がスタートするので、そこに向けて経験を積みたい選手や大舞台に上がりたい選手がエントリーしていますので次回も期待できるカードになると思います」

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