キックボクシング
レポート

【Stand up】無効試合で仕切り直しの新人王戦は石川泰市が優勝、TARGETの新鋭TAKUが大会MVP

2023/03/01 20:03
【Stand up】無効試合で仕切り直しの新人王戦は石川泰市が優勝、TARGETの新鋭TAKUが大会MVP

第1試合でTKO勝ちしたTAKU(右)が今大会のMVPを受賞した(C)Stand up実行委員会

Stand up実行委員会「Stand up vol.16」
2023年2月26日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX

▼第4試合 King of Rookie2022新人王決定戦Final -67.5kg契約 3分3R延長1R
〇石川泰市(Ten Clover Gym)
判定3‐0 ※29-28×3
×和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM)
※石川が新人王に


 2018KAMINARIMON全日本Aクラス-70kg優勝の石川はプロ戦績4戦2勝(1KO)1敗1分の24歳。対する和田は2戦2勝(1KO)のこちらも24歳。昨年12月4日の大会で対戦した両者だったが、1R44秒、石川のローブローで和田が試合続行不可能で無効試合となったため、今大会で再戦となった。和田のセコンドには原口健飛が付いた。


 1R、お互いに様子見の中、接近戦で石川は左フック、石川は右ローをこつこつ当てていく展開。2Rも両者は慎重な攻めの中、和田は右ロー、後ろ蹴りと技を散らしていく。接近戦を仕掛ける和田だが、石川のパンチを被弾し鼻血を出す。3R、後手に回り気味の石川は一気にパンチ連打で前に出ると、右ストレートを当てダウンを奪う。和田は巻き返しを狙って打ち合いにいくも時間切れ。


 判定で勝利し、新人王に輝いた石川は「今回、2018年にKAMINARIMONで優勝して以降、交通事故があったりで戦線離脱した時期があったのですが、ここでスタートラインに立ったばかりなので、RISEのリンでもう一度ベルトを獲れるように頑張ります」とRISEタイトル奪取を目標に掲げた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア