キックボクシング
レポート

【NJKF】大田拓真が得意のミドルキックで大翔の執念を振り切る「世界のWBCを狙っていきたい」、龍旺vs.史門の全勝対決は痛み分け

2023/02/26 18:02

▼セミファイナル NJKFスーパーフェザー級 3分3R 
△龍旺 (Bombo Freely/NJKFスーパーフェザー級5位)
ドロー 判定0-1 ※27-28、28-28、28-28
△史門 (東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級7位)


 龍旺は中学生でキックボクシングを始めてアマチュアで経験を積み、2021年6月にプロデビュー。2022年9月大会では木下竜輔(伊原道場本部)に判定勝ち。アグレッシブなファイトスタイルとキレのある蹴りを武器にするサウスポー。史門は2021年5月にプロデビュー。同じく昨年9月大会では匠(キングジム)に判定勝ちしているサウスポー。全勝同士の対決となった。


 1R、ジャブと左ローの龍旺に史門はいきなりのフルスイングで前へ出る。アタックを繰り返す史門に龍旺も右フックで応戦。両者がパンチが交錯しては組み合うという展開が続く。


 2R、フェイントをかけるが無防備だった龍旺の顔面に史門の左ストレートが叩き込まれ、ダウンを奪う。立ち上がった龍旺に左右フックを振り回して攻め込む史門だったが、龍旺はクリンチでこのピンチをしのぐ。龍旺は右ローと左ストレートで反撃も、史門は強打で脅かす。



 3R、龍旺はダウンを取り戻そうと左ロー、組んでのヒジ&ヒザで攻勢に。史門はバテたか手数が減り、一発打っては組み付く。それを投げる龍旺。


 史門は3R早々に逃げ切り体勢に入ったのが影響したか、判定は痛み分けのドローとなった。

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