両者が疲れているときに、どちらが削り続け、そのハイペースを維持できるかにかかっている(ストーリー)
アモソフと対するストーリーは、ミネソタ大学ツインシティー校時代にNCAAディビジョン1で4度のオールアメリカンに輝いたレスリングエリート。2022年5月のウェルター級暫定王座決定戦をペイジと戦い、MVPを強いテイクダウン&コントロールで塩漬けにしてスプリット判定で勝利、「暫定」のベルトを手にした。
アモソフとは20年11月の『Bellator252』で対戦し、スプリット判定でアモソフが勝利。ストーリーはキャリア初黒星を喫している。
ストーリーは、「2つのベルトがある。それを解決する時が来た。ベルトを家に持ち帰り、サウスダコタ州を代表する機会を得たことに興奮している。僕はそれが厳しい戦いになることを知っている。同様に彼もそれが厳しい戦いになることを知っているだろう。最高のウェルター級世界戦になる」と意気込みを語る。
「正規」王者は26勝0敗で、うち19回はKO・TKOまたはサブミッションで勝利している。2020年11月にコネチカットで行われた前戦をストーリーは「非常に接戦だった」という。
「3Rを十分に戦えたと思っていた試合だ。今回の試合ではペースを上げて、彼の得意なポジションにさせないようにしなければならない。それを解決するには5Rある。それがこの試合の大きな要素だ。25分間、世界最高の2人が戦う。彼はオールラウンドで非常に堅実だ。どの局面でもいいし、弱点がない。ハイペースで戦うこともできるから、最初の戦いはとても接戦だった。両者が疲れているときに、誰が削り続け、そのハイペースを維持できるかにかかっている。だから5Rなんだ」
レスリングのストーリーに対し、アモソフにはサンボの投げがある。そして前戦ではアモソフの打撃に一日の長があったが、ストーリーは「最初の戦いから劇的に改善したと思う。ケージにいる時間、すべてをまとめる方法を学び、ボクシングをより多く使用し、自信を持っている」と語っている。
両者ともにタフファイトを覚悟している5Rの王座統一戦。最後にベルトを巻いているのはアモソフかストーリーか。日本では2月25日深夜25時(26日1時~)U-NEXTで生配信が予定されている。