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2023年4月1日(土)『RIZIN.41』丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)大会の追加対戦カード発表記者会見が2月16日、都内にて行われ、下記5カードが発表された。
▼RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3R
皇治(TEAM ONE)
芦澤竜誠(Battle-Box)
大晦日のリング上で舌戦を繰り広げていた皇治と芦澤竜誠はキックボクシングルールで対戦。
皇治は、2021年大晦日のRIZINでYA-MANに判定負け後、2022年3月に梅野源治に判定勝ち。2022年5月にはHEATでダウサコン・モータッサナイにスプリット判定勝ちで2連勝中。
会見では「ようこそ、どじょうくん、RIZINへ」と一言。「喧嘩売っといてルールどうこういうのはカッコ悪い」と芦澤を斬り捨てると、「MMA? 練習してタケポンとやるから待ってろ」と吐き捨てた。
芦澤は2022年6月の『THE MATCH 2022』でYA-MANに1R KO負け以来の試合。米国チームアルファメールでMMAの練習も行っていた。
会見では「今回がキックラストマッチですね。皇治は最後に相応しい。必ず勝っていい思い出にして、次からMMAに行く。皇治にはこだわってはいない。NARIAGARIは朝倉未来のBreaking Downのパクリ。誰もボクシングルールなんて見たくないだろ? こんなやつがMMA出来るわけないから、キックルールになった。全部、俺の思うツボ。こいつを終わらせる」と語ると、途中で跳び蹴りを見舞うなど乱闘を繰り広げた。
▼ウェルター級(77.0kg)5分3R
ストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)
中村K太郎(K太郎道場)
元UFCファイター同士、日本ウェルター級の頂上決戦。
UFCで3勝2敗と勝ち越しているストラッサーはRIZINで北岡悟、住村竜市朗に勝利後、Bellatorで連敗。RIZINマットに戻り、2021年11月に川中孝浩に一本勝ちも、2022年3月に阿部大治に判定負け。
K太郎は、2度目のUFCで4勝4敗の五分の戦績から2019年10月にRIZIN初参戦でマルコス・ヨシオ・ソウザに1R TKO勝ち。2019年12月のBellator日本大会でロレンズ・ラーキンに判定負け以来、3年4カ月ぶりの復帰戦となる。
▼フェザー級(66.0kg)5分3R
萩原京平(SMOKER GYM)
カイル・アグォン(SPIKE22)
同じ大阪大会で堀江圭功vs.ヴガール・ケラモフ、日程未定の牛久絢太郎vs.朝倉未来、斎藤裕vs.平本蓮も決定している注目のフェザー級で、萩原京平とカイル・アグォンが対戦。
萩原は2022年の3試合で3連敗。弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、鈴木千裕にいずれも一本負けを喫し、ブラジルのピットブルブラザーズに出稽古を敢行した。会見では「負けると思ってる奴らは黙って見てろ」とコメント。
アグォンは2022年4月に芦田崇宏に判定勝ちも7月に山本空良にダウンを奪われての判定負けからの再起戦となる。
アグォン「日本のファンの皆さんお元気ですか? 今回、またRIZINのリングで試合ができることを嬉しく思っています。対戦相手の萩原選手は実にアグレッシブなファイターで、おまけにMMAのポテンシャルも非常に高い選手と認識しています。日本でも大変人気のある選手です。彼の存在は当然知っています。ただ残念ながら今回、彼は最大のミスを犯しました。それは対戦相手に私を選んでしまったことです。おそらく4月1日の夜、彼とチームは今回の選択を後悔するでしょう。この日は全ての面で私は彼を残酷なまでに圧倒することになります。私は今怒っています。カイル・アグオンのダークサイドをお見せします」(※コメント代読)
▼ライト級(71.0kg)5分3R
宇佐美正パトリック(Battle-Box)
キム・ギョンピュ(Redhorse MMA)Kyung Pyo Kim
ボクシング高校6冠の宇佐美は、MMA6勝1敗。2022年10月にRIZIN初参戦で佐々木信治を3R TKO。大晦日にRIZIN2戦目でベイノアを1R開始早々に左フックをヒットさせてKO。2連勝中。
キムはMMA11勝4敗。2018年6月の修斗でキャプテン☆アフリカを1R KO。2019年7月にはトム・サントスに1R TKO勝ちで第三代HEATライト級王者に輝いた。「ROAD TO UFC」では1回戦で中国のアシカルバイ・ジンエンスビエクに1R TKO勝ち。準決勝でアンシュル・ジュブリにスプリット判定負けしている。
宇佐美は8人参加の「ROAD TO UFC」ライト級トーナメント1回戦でジュブリとの対戦が決まっていたが、計量失敗で欠場しているため、RTUで優勝し、UFC入りを決めたジュブリと接戦だったキムとの試合を通じて、自身がどこまで戦えたのかを測る、けじめの一戦になる。
主催者を通じて、宇佐美は「キム・ギョンピョ選手との試合が決まり自分はワクワクして仕方ないです!リスペクトもしていますが、試合で拳が上がるのは僕です。よろしくお願いします」とコメント。
対するキムは、「2019年以降は日本で試合をしていませんでしたが、再び日本で、そしてRIZINという大きな舞台で試合できることを嬉しく思います。対戦相手の宇佐美選手はとても良い打撃を持っていますが、私が必ずフィニッシュして勝利するので皆さん楽しみにしていてください」とのコメントを発表している。
▼オープニングファイト RIZINキックボクシングルール 57.5kg契約 3分3R
三輪憂斗(真正会 大前道場所属)
赤平大治(VERTEX)
三輪「今回、キックボクシングプロデビュー間もない僕をRIZINという大きな舞台に呼んで頂きありがとうございます。勝つのは勿論、会場に観に来てくださったお客様に楽しんでもらえるように、盛り上がる試合を出来る選手であり、三輪憂斗が出場するなら会場に観に行こうと思ってもらえる選手になるのが目標です。もともと前にでて圧力をかけて戦ってきた空手スタイルで戦うつもりです。圧力なら誰にもまけません。打ち合って最後に勝って、今までお世話になった人達への恩返しをしたいです。応援の程宜しくお願い致します」
赤平「経験が浅いにも関わらず、このRIZINという大舞台に参戦させて頂き誠にありがとうございます。自分は、小中高、社会人と長年サッカーを本気でやってきました、そのサッカーで培ってきた脚力には自信があり他の選手には負けないと思っています。サッカー×キックボクシングで鍛え上げられたこの体から繰り出す蹴りはスピード、そして破壊力を伴っています。この足を活かした蹴り技を駆使して、見ている人全員を釘付けにし、必ず倒して勝ちたいと思います。もちろん蹴りだけはなくパンチも自信があり、威力のあるパンチでKO勝利を掴みたいと思います。オープンファイトということなので、しっかりと盛り上がる試合を作って、その日の興行が勢い付くように派手なパフォーマンスを発揮させたいと思います」