渡辺は地元マクファーレンを下して、前日の王座戦勝者に挑戦の名乗りを挙げられるか
また、女子フライ級の地元マクファーレンはMMA12勝2敗。2017年11月にエミリー・ダコートを腕ひしぎ三角固めに極めて同級初代王座を獲得すると、アレハンドラ・ララ、ヴァレリー・レターノー、ヴィータ・アルテアガ、ケイト・ジャクソンを相手に4度の王座防衛。
2020年12月にジュリアナ・ヴェラスケスに判定負けを喫し王座から陥落した。2022年4月にはジャスティン・キッシュにも判定負けで連敗も、2022年8月にブルーナ・エレンにスプリット判定勝ちで再起を遂げている。
対する渡辺はMMA11勝1敗1分け。2019年12月のBellator日本大会でイララ・ジョアニに3R TKO勝ち後、2021年4月にアレハンドラ・ララにスプリット判定勝ちで2連勝。しかし、2021年6月に現王者のリズ・カムーシュに1R TKO負けでキャリア12戦目で初黒星。眼窩底骨折の手術を経て、2022年5月にデニス・キールホルツ戦で復活。2R 三角絞めを極めて再起を果たした。昨年夏にはハワイでアンジェラ・リーと合宿も行っている。
ランキングでは渡辺が上位の2位でマクファーレンが3位。柔道ベースの投げと寝技の強さが際立つ渡辺に対し、マクファーレンもハワイ州高校レスリング王者からサンディエゴの10thプラネット柔術ベースの寝技を誇り、掌底有りのコンバット柔術仕込みのパウンドも武器にする。その分、寝技での時間は渡辺にとっても勝機があるともいえる。
マクファーレンは元王者として打撃にも進化を見せており、そのオーソの打撃に対し、キーホルツ戦で見せたサウスポー構えが組みにも奏功した渡辺にとっては、やはり打撃で遅れを取りたくない。ガードからの仕掛けも得意とするマクファーレンに対し、そこは渡辺も得意とするところだが、サイドを奪う投げからトップを取るのが勝利への道筋か。
勝って前日のカモーシェvs.ベネットの勝者＝王者への挑戦を決めたい渡辺は、アウェーでの大一番に向け、「4.22 in Hawaii The time is now! That's all! 時は来た!! 相手は元チャンピオン。ベストを尽くして勝ちます！ さぁ、行こうか」とSNSに記している。試合の模様はU-NEXTにてライブ配信の予定。
イリマレイマクファーレン選手は私が初めてBellatorに出場するのが決まった時（Bellator JAPAN）、4回防衛していたチャンピオン。
— Kana Watanabe×渡辺華奈 (@kanawatanabe821) February 16, 2023
過去一度試合決まりましたが流れ、ずっと戦いたいと思っていました。
敬意を持って倒す！！！！
要注目してください！#Bellator295
BELLATOR 294: CARMOUCHE VS. BENNETT 2
Friday, April 21
Flyweight World Title Bout: C-Liz Carmouche (18-7) vs. #4DeAnna Bennett (13-7-1)
Heavyweight Co-Main Event: #6-Tim Johnson (15-9) vs. Said Sowma (8-4)
Featherweight Bout: #2-Arlene Blencowe (15-9) vs. Sara McMann (13-6)
BELLATOR 295: STOTS VS. MIX MAIN CARD:
Saturday, April 22
Bantamweight World Grand Prix Final: IC-Raufeon Stots (19-2) vs. #2-Patchy Mix (17-1)
Flyweight Bout: #3-Ilima-Lei Macfarlane (12-2) vs. #2-Kana Watanabe (11-1-1)
BELLATOR 295: STOTS VS. MIX PRELIMINARY CARD:
Heavyweight Bout: Davion Franklin (5-1) vs. Kasim Aras (7-1)
Lightweight Bout: Yancy Medeiros (16-8, 1 NC) vs. Charlie Leary (17-13-1)
Lightweight Bout: Bobby King (12-5) vs. Aalon Cruz (10-4)
Featherweight Bout: Keoni Diggs (10-2) vs. Weber Almeida (7-1)
Featherweight Bout: Kai Kamaka III (10-5-1) vs. Adli Edwards (9-2)
Flyweight Bout: #9- Sumiko Inaba (5-0) vs. #7- Veta Arteaga (7-4)
