2022年9月にONE初出場、強さを見せつけたフェラーリ(右)が2度目の参戦(C)ONE Championship
2023年2月10日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムにて『ONE FRIDAY FIGHTS 4』が開催される。
メインカードの最終試合(第10試合)で行われるのは、フライ級ムエタイ3分3R、ドゥワンソンポン・ジットムアンノン(タイ)vs.バットマン・オー.アチャリア(タイ)。
バットマンは9歳でムエタイを始めて高校卒業後、ヌアソラニー・サムチャイヴィセツクという名前でルンピニースタジアムデビュー。スパイダーマンに扮したセコンドと一緒にバットマンのマスクを被って入場したことが話題となり、“バットマン”のニックネームが付いた。2019年11月にはルンピニースタジアム認定ライト級王座を獲得。2020年は無敗で7チャンネルスタジアムのファイター・オブ・ザ・イヤー(MVP)を獲得し、2021年3月にはタノンチャイ・フェアテックスを破り、7チャンネルスタジアム認定ライト級王座に就いた。
2016年1月にはロッタン・ジットムアンノンとも対戦しており、2RでKO負け。『ONE Friday Fights 2』でシャーゾット・カブトフに勝利したナックロップ・フェアテックスには2022年に3連勝。2022年11月と12月はコンスックに連敗しており、今回が2023年初ファイトとなる。対するドゥワンソンポンはロッタンと同じジットムアンノン所属で、サバス・マイケルやチョーファー・トー・センティアンノーイから勝利を収めている。
第9試合もフライ級ムエタイ3分3Rで、モンコルケオ・ソー.ソンマイ(タイ)vs.ペッムアンスリ・ティーデット99(タイ)が行われる。
第5試合にはフェラーリ・フェアテックス(タイ)が登場し、ファビオ・レイス(ブラジル)とバンタム級ムエタイ3分3Rで対戦。
イタリアの高級車メーカーの名をリングネームにしたフェラーリは2016年頃からラジャダムナン&ルンピニーの両スタジアムで活躍。2018年に7チャンネルスタジアム認定ライト級王者となり、2019年にはアマチュアムエタイ世界選手権のIFMAにて-63.5kg級で銅メダルを獲得。2019年3月のルンピニースタジアム認定スーパーライト級タイトルマッチではクラップダムに敗れて獲得に失敗。
2021年にはタイのスポーツ・ライターズ・アソシエーションが選定するファイター・オブ・ザ・イヤーに輝いた。これまでムアンタイ、ヨードレックペット、リッテワダから勝利を収めている。ONEには2022年9月に初出場し、ハン・ズーハオに判定で圧勝した。その後の試合でも勝利し、現在 3連勝中。戦績は132勝30敗4分。
第3試合では『ONE FRIDAY FIGHTS』に日本人選手としては初登場となる鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)が、イランのファリヤ・アミニプールとバンタム級キックボクシングで対戦する。
<全対戦カード>
▼第10試合 フライ級ムエタイ 3分3R
ドゥワンソンポン・ジットムアンノン(タイ)
バットマン・オー.アチャリア(タイ)
▼第9試合 フライ級ムエタイ 3分3R
モンコルケオ・ソー.ソンマイ(タイ)
ペッムアンスリ・ティーデット99(タイ)
▼第8試合 148P契約ムエタイ 3分3R
アレッサンドロ・サラ(イタリア)
アーデム・タハ・ディンサー(トルコ)
▼第7試合 112P契約女子ムエタイ 3分3R
ガスジュン・フェアテックス(タイ)
フランシスカ・ヴェラ(チリ)
▼第6試合 フライ級ムエタイ 3分3R
チャオンゴ・ジットムアンノン(タイ)
アン・バンアワー
▼第5試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
フェラーリ・フェアテックス(タイ)
ファビオ・レイス(ブラジル)
▼第4試合 バンタム級MMA 5分3R
ブルーノ・アゼベド
タレク・ガミドフ(ロシア)
▼第3試合 バンタム級キックボクシング 3分3R
鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)
ファリヤ・アミプール(イラン)
▼第2試合 フライ級MMA 5分3R
アキブ・アワン(パキスタン)
ピーター・ダンソー
▼第1試合 128P契約女子ムエタイ 3分3R
ジュディ・ハンバー(スコットランド)
マレーナ・ガルシア(アルゼンチン)