▼第6試合 ライト級ムエタイ 3分3R
〇ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)
[判定3-0]
×ムスタファ・アル・タクレティ(イラク)
1R、サウスポーのルンラーウィーは最初からアグレッシブに攻めていく。左ミドル、左フック、そしてヒジ。タクレティもスピニングエルボーを繰り出し、ルンラーウィーのパンチをかわして左フックを当てる。ルンラーウィーの強烈な左ミドルにタクレティは右ストレートをリターン。体格で上回るタクレティは組んでのヒザを突き上げる。
2R、開始と同時に前へ出るルンラーウィーに組み付いたタクレティはなんとルンラーウィーを首相撲で鮮やかにコカす。それでも前へ出て左の蹴りと左ストレートで攻めるルンラーウィー。強烈な左ボディストレートも。組み付くタクレティにはヒジを狙うが身長差があって届かない。タクレティが上から振り下ろす右ヒジ。ルンラーウィーは左ストレートを顔面に叩き込むと、すかさずボディへの左ストレートを突き刺す。タクレティはミドルから組み付き、ヒザに持ち込む。ルンラーウィーはそのミドルをキャッチしての左フック。互いの攻撃が激しく交錯する。
3R始まってすぐ、ルンラーウィーの左ストレートが炸裂しダウンを奪う。タクレティは組み付いていくが、ルンラーウィーのヒザ、ヒジをもらう。消耗したか戦い方が荒くなったタクレティへルンラーウィーは左ミドル、左ヒジ、首相撲からのヒザと完全にペースを握る。ルンラーウィーの左ミドルに大きくバランスを崩すタクレティはガムシャラにパンチを繰り出すが、ルンラーウィーはよく見て左ロー。タクレティはスピニングエルボーから組み付いてのヒザに行くが、ルンラーウィーもヒザを蹴り返す。