ムエタイ
レポート

【ONE】現ラジャダムナン王者ペットスクンビットが熱戦を制す、ゴンナチャイが圧倒KO、ザ・スターはKO負け、KO決着続出

2023/02/03 23:02

▼第2試合 ストロー級ムエタイ 3分3R
×バーバラ・アギア(ブラジル)
[判定0-3]
〇ドックマイパー・フェアテックス(タイ)


 アギアはWBCムエタイ女子世界バンタム級王者。迎え撃つドックマイパーはフェアテックストレーニング センターで、スタンプ・フェアテックスと一緒にトレーニングを行っている。


 1R、ドックマイパーはサウスポーから左ミドルを多用し、左ストレートにつなぐ。アギアは前蹴りからじりじりと近付くもドックマイパーのジャブ、左ミドルになかなか距離を詰められない。アギアのパンチにも左ミドルを合わせるドックマイパー。ワンツーの左ストレートでアギアがもんどりうってダウン。立ち上がったアギアに左ミドルと左ストレートで畳みかけるドックマイパー。アギアは首相撲からのヒザに持ち込む。


 2Rもドックマイパーの左ストレートがヒットする。アギアは前蹴りでペースを取り戻そうとするも左ミドル、左ロー、左ミドルハイ、そして左ヒジで主導権を握られる。首相撲からのヒザで勝負をかけるアギアだが、ブレイクになって離れるとやはり左ストレートをもらってしまう。


 3Rも左の攻撃で主導権を握るのはドックマイパー。アギアのミドルは空を切り、パンチも届かない。アギアは首をがっちりとロックしてのヒザ蹴り連打で勝負をかけるが、ドックマイパーも蹴り返す。


 判定はダウンを奪ったドックマイパーが3-0で勝利。ドックマイパーはガッツポーズで歓声に応えた。

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