金太郎「アーチュレッタとは貴重なスパーリングになった」
29歳の金太郎は、THE OUTSIDERからDEEP大阪、PANCRASEを経て、RIZINに出場。加藤ケンジ、伊藤空也に勝利も、瀧澤謙太、井上直樹、元谷友貴に判定負け。
2022年9月の前戦では堀口恭司から初回にダウンを奪うも、2Rに肩固めで一本負けし3連敗と、上位陣には星を落としている。2011年のプロデビューからMMA戦績は14勝12敗2分。
地元での再起戦に向け、会見では「まいど、金太郎です。久しぶりの大阪大会なんで、俺が一番盛り上がる試合をして、俺が勝って盛り上げます。以上です」と意気込みを語った。
堀口戦後、米国アメリカントップチームでの出稽古も望んでいたが、「ATTで練習するプランはあったんですけど、先に試合が決まったんで、いったんこっちでやれることをやろうとなりました。試合後にいろんなところに行ってみたいなと思います」と、石司戦が決まったことで、日本での調整を選択したという。
大阪では、萩原京平や竹中大地らとともに、大晦日にキム・スーチョルを下したフアン・アーチュレッタとも肌をあわせ「貴重なスパーリングになった」という。
現RIZINバンタム級現王者の堀口恭司がフライ級に転向したことによって再びトップ戦線が激化してきた同級で、DEEP王者と対戦する金太郎は、RIZINバンタム級の頂きの高さを示すことが出来るか。強豪相手が続くとはいえ、崖っぷちに立つ金太郎にとって巻き返しの一戦となる。