キックボクシング
レポート

【GLORY】ヴィダレスが地元メキシコで勝利、アパリシオが豪快KO、ランカー2人が敗れる波乱、小林愛三に勝利したコムがアルゼンチンのコスナルドに敗れる

2023/01/29 11:01

▼女子バンタム級 3分3R
×テッサ・デ・コム(オランダ)
判定0-3 ※27-30、28-29×2
〇ジュリアナ・コスナルド(アルゼンチン)


 コムは2022年9月にEnfusionストロー級(-52kg)王座に就き、12月の『RIVALS RISE×GLORY』で小林愛三を破った。戦績は14勝1敗1分。今回はアルゼンチンのサウスポー、コスナルド(47勝 10KO 2敗1分)と対戦する。コスナルドはMMAでも3戦無敗。

 1R、コムは左回りから右ロー、コスナルドは右ローと組み付いてのヒザ蹴り。軽快なステップを踏むコムはコスナルドの蹴りを空振りさせていく。コスナルドのバックハンドブローにも踏み込んでディフェンス。

 2R、コスナルドはコムが前に出てくるところへテンカオや左ストレートを合わせる。コムは出入りをしてワンツーもコスナルドは右ローに狙いを絞って蹴っていく。コムも負けじと右ロー。コスナルドは首ヒザも多用し、首相撲でコムをコカす。

 3Rも右ローを蹴り続けるコスナルドにコムは出入りしてのワンツーだが、コスナルドはコムが入ってくると組んで連打を許さない。コスナルドの左ローに足が流れるコムだが、すかさず右ローを返す。コスナルドがバックハンドブローを繰り出すところへコムは前蹴り。残り20秒、コムが左フックをクリーンヒットさせ、パンチをまとめる。疲れが見えるコスナルドは首投げで凌ぐ。


 判定は3-0でローキックを効かせ、首相撲で連打を許さなかったコスナルドの勝利となった。

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