▼フェザー級 3分3R
×デニス・ウォシク(ドイツ/同級5位)
判定1-2 ※28-29×2、29-28
〇マルコス・リオス(アルゼンチン)
ウォシクは8月にRISEライト級王者・直樹からダウンを奪って勝利し、11月にはモハメド・エル・メスバヒ (モロッコ)にも勝利するなど連勝中(37勝 9KO 8敗)。今回はGLORY新鋭のマルコス・リオス(69勝 41KO 3敗)を相手に3連勝を目指す。
1R、前に出るウォシクはジャブから右ボディストレート、飛びヒザ蹴りとアグレッシブに攻める。リオスは左ミドルで応戦するが、コーナーに詰められて連打をもらう。ウォシクはワンツーを打ち、リオスがガードを固めるとボディへストレートを当てる。
2Rも圧をかけるのはウォシク。リオスはヒザ蹴りと左ミドル。ジャブを当てるウォシクにリオスは右ローを合わせていく。リオスが右ローを蹴りつつ、右アッパーやバックハンドブローを繰り出す。ウォシクは前へ出てパンチを当てていくが、リオスも左フックを返して打たれっぱなしにはならない。それでもコーナーに詰まる場面が多いリオス。
3R、サウスポーに構えるリオスは左ミドルから右ロー、しかしすぐにウォシクの圧にコーナーへ詰まり、左右フックと左ボディ、バックハンドブローをもらう。右ローからスピードのあるパンチのコンビネーションを回転させるウォシクにリオスはヒザとミドルキックで対抗するが、ウォシクの連打に下がる展開。リオスは左ミドル2発から足払いでウォシクをコカす。どんどん前へ出るウォシクがバックハンドブローでリオスを仰け反らせる。リオスの左ミドルには前蹴りで突き放し、パンチをまとめてダメ押ししたウォシク。
判定は2-1と割れ、勝者はリオス。場内には歓声と共にブーイングも飛び交い、騒然とする中、リオスが勝ち名乗りを受けた。