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2023年2月12日(日)東京有明のTFTホール500で開催される『GRACHAN 59×BRAVE FIGHT 27』の全カードおよび試合順が発表された。
対戦相手が未定だった山田哲也(TIGER MUAYTHAI & Mixed Martial Arts )が、ブレンゾリンク・バットムント(TeamFighter)とのウェルター級戦が決定。
37歳、モンゴルのバットムントは4年ぶりのGRACHAN参戦。MMA12勝12敗1NCで、MGLから2015年にONE Championshipにも出場し、Road FC、WLF、Kunlun Fightで勝利。韓国では後のONE王者オク・レユンと1勝1敗のリザルトも持つ。
GRACHANでは、2019年1月に植田豊に判定負け。MMA5連敗と苦しんだが、2020年にMAX FC でのキック戦で2勝1敗と勝ち越しすると、2021年3月からDouble GでMMAに復帰し、3戦2勝1敗。ONEでアギラン・ターニに一本勝ちしているジン・テホを相手に組みで真っ向勝負し、判定負けながらグラップリングの強さと立ち技でも懐の深さを見せている。2022年8月の前戦ではパク・ミンジュンに判定勝ちしているため、MAX FC以来の連勝を目指す。
対する山田は、ONE Championshipを主戦場としていた元ZSTウェルター級王者。ONEでは水抜き無しのフェザー級(※70.3kg)=ライト級で戦い、エリック・ケリー、ラファエル・ヌネスに勝利後、マラット・ガフロフに判定負け、2020年12月の前戦でキム・ジェウォンに2R TKO負けして以来のMMAとなる。
オーソのバットムントに対し、サウスポー構えの打撃と、極めの強さを見せることが出来るか。
GRACHANでウェルター級で戦う山田は、「2月大会に参戦して、その後もう1試合くらいして、10月8日のGRACHAN 15周年大会(幕張メッセ)でタイトルに挑戦したいです」と、川中孝浩が持つベルトに狙いを定めていることを語っている。