▼第15試合 RIVALS RISE×GLORY 山田洸誓 FInal Match スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9/初代RISE世界スーパーライト級王者、GLORY世界フェザー級王者)=64.95kg
山田洸誓(日本/正道会館KCIEL/第4代RISEスーパーライト級王者)=64.85kg
ペットパノムルンは「また日本で試合が出来て光栄です。相手は強い選手だと思いました。明日はしっかりいい試合をします」と挨拶。山田は「いよいよ明日、世界一の人間と戦うことになって。対面した時にいい顔をしていたし、他では味わえない空気感やオーラを感じました。明日は自分の全部をぶつけて戦います」と意気込む。
互いの印象を聞かれると、ペットパノムルンは「今回の試合のために準備してきました。明日はファンの皆さんのために倒せる試合をします」とKOすると言い、山田は「めっちゃ強そうです。その一言です。心境はいつもと一緒。平常心です。あまり昂っていたらやられるのでいつも通りです」とした。
これが引退試合となる山田は現役最後の計量となったわけだが「最高ですね。もうこれをせんでいいのかと思うと。でも寂しい気持ちもあります」と複雑な気持ちを吐露した。
▼セミファイナル(第16試合)RIVALS RISE×GLORY ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
海人(日本/TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、第2代SB日本スーパーライト級王者、RISEミドル級1位)=69.45kg
ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym/GLORY世界ライト級1位)69.95kg
コプリヴレンスキーは「今回初めて日本で試合ができるのは嬉しい。自分は準備万端、今すぐにでも戦える。大きなイベントで試合できることを感謝しています」と、準備は出来ているとし、海人は「明日はファンの皆さん、対戦相手、そして世界にシュートボクサーとRISEと日本の格闘家の強さを見せる試合をしまう。期待していてください」と宣言。
互いの印象を聞かれるとコプリヴレンスキーは「印象は凄く大きい。試合映像は見ていた。リング上であまり動かない印象がある。弱点は見つけている。自分からプレッシャーをかけて勝つ」と、すでに海人の攻略法は出来ている様子。
それに対して海人は「見合っていい表情をしていたので、いい選手だと思った。明日、は自分がやりたいことだけして、何もさせず勝つ。それだけです」と、自分勝手な試合をして一方的に勝つと話した。
そして「(GLORY関係者に)試合結果を見てもらって強いと思ってもらえれば嬉しい。1位を倒してしまえば後は王者しかいないので、圧倒的に勝って次につなげたい」と、1位のコプリヴレンスキーを倒して次はGLORY王者だと言い放った。
▼メインイベント(第17試合)RIVALS RISE×GLORY スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝、第6代RISEライト級王者)=64.75kg
セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ/第2代GLORYフェザー級王者、現同級6位、ISKAヨーロッパ・ウェルター級王者)=64.8kg
これが2度目の来日となるアダムチャックは「日本は2回目。また来ることが出来て嬉しいです。2回目なので気持ちがラクです。100%の状態で来ました。現在はウクライナではなくアムステルダムで練習しています。私はGLORYのファイターです」と100%の準備が出来ているという。
迎え撃つ原口は「急なオファーに応えてくれてありがとう。自分より強い選手がいる中でメインに抜擢してもらいました。期待してもらっているので明日は自分がリングを支配して盛り上げられたらと思う。クリスマスなので最高の試合が出来ればと思います」と、“ドミネート”すると宣言。
互いの印象について、アダムチャックは「原口は日本で一番強い選手。とても強いです。65kgで一番強い。ベストを尽くして持っているスキルを全て見せて勝ちます」と、原口の実力を認めて全力で戦うとする。原口は「目が悪くて細かい表情は見えなかったけれど、イケメンなのは伝わった。ムキムキだし、いい声をしていますね。ようやく試合に慣れた感じがします」と戦闘モードに入ったと伝えた。
原口と2度対戦経験があり、GLORYフェザー級の頂点に立つペットパノムルンにこの試合の予想を聞くと「原口はパンチも蹴りも強くて攻撃が読みづらい。セルゲイはパワフル。バチバチの殴り合いになると予想します」と、激しい試合になると予想した。