もちろん一本で『ボペガー！』間違いない。100だけじゃなくて110%、自信ある
──タイでの練習はいかがでしたか。
「タイでの練習はすごいよかった。いっぱい練習して、もっと信じて戦えるかな、次の試合で」
──プーケットではプーケットファイトクラブで練習していたようですね。
「今回はプーケットファイトクラブでしか練習していません。KSW時代から指導を受けているレオ・エリアスと、全部の練習、ジムでムエタイだけじゃなく、レスリングも柔術、サーキットトレーニングも、MMAとして全部を毎日やりました」
──そういえば、西川大和選手とも練習したようですね。
「1回だけ練習したよ。面白いことに、私がたまたまちょっとスポーツ用品のお店に行ったら、それを日本人が見ていて、『こんにちは！ お元気ですか？』と。そして彼が、『私、修斗のチャンプです！』と自己紹介したんです。『でも私、次の練習先探しています』ということだったので、『今、私が練習に行っているジムに一緒に行きますか？』と聞いたら、彼が『もちろん！ 行きます！』と。ヤマトはちょっとハードな練習がしたくて、ハードな練習が出来るところを探しているようだったので誘いました。彼と1回、スパーリングの練習したよ。彼は強い、めっちゃ強い。トラディショナル空手のようなスタイルも見せる修斗のチャンピオンですね」
──それは西川選手にとってもいい練習だったでしょうね。帰国してからの練習状況は？
「あまり変わらない。ずっと同じ練習をしています。戦いの前の練習が同じなのは一番大事。それが変わるのはまり良くない。同じ練習でももっとレベルアップしてもっと強くなる。カーディオもやって、いまはサトシやジョニー・ケースもいてすごいレスリングもスパーリングもやって、それだけがちょっと変わったところ。先生たちとの練習はいつも変わらない」
──RIZIN王者として初めての試合の気持ちは？
「嬉しいけどでもちょっとプレッシャーある。ベルトがある初めての試合はちょっと難しい。でも心配だけど、私は大丈夫。頑張ります」
──対戦相手のパトリシオ・ピットブル・フレイレ選手の印象を教えてください。
「Bellatorのチャンピオンで相手が強いのは分かっている。でも自分も自信がある。ポテンシャルもある。勝つチャンスがあって、私はもちろん行きます。すごい人生が変わる。あと、自分の人生だけじゃなく、RIZINの名前アップできる。相手は強いしリスペクトもある。でも私には自信があります。勝ちます。みんなたぶん忘れていると思うけど、私は欧州（KSW）の王者。そして日本のチャンピオン。もう1回、勝つ自信がある。日本を守りたい。私は日本の代表、絶対守ります」
──パトリシオ選手を相手に下になっても勝つ自信はありますか。
「自信があります。三角（絞め）でも寝技も出来る。相手のパワーが強いとか柔術が強いとか言われるけど、いつも私が言うのは、1カ月、2カ月だけの練習じゃなくて、自分の19年間の柔術の練習があっていまがあるから、自信があります。あとで見て、私、何回試合でサブミッションを極めたか。だからもう1回、試合でサブミッションできる。その自信があるよ。間違いない」
──今回の試合で勝負を決めるポイントはどこになると考えていますか。
「秘密は無い。当たり前に私一番、寝我が強い。その自信がある。スタンドがどうとか、組みがどうとかみんないろいろ言うけど、自分の柔術を信じている。私、絶対、次の試合で柔術をやるね。グラウンドで頑張ります。もちろん一本で『ボペガー！』、間違いない。私すごい自信がある。100だけじゃなくて110%。私自信ある！」
──対抗戦でチームRIZINが、圧倒的不利がささやかれる下馬評についてどう感じていますか。
「まあ、みんないつもそれを言う。誰が言うか分からないけど、私はRIZINチームを信じている。絶対にみな勝ちます。当たり前にBellatorのみんな強いけど、みんな日本の心を忘れていない。サムライスピリットがあるじゃん。その自信があれば絶対に勝つことができます。今回は誰を応援しようが、RIZINチームを応援してくれればいい。みんなを信じている。絶対にRIZINのポテンシャルある。チャンピオンがいる、ファイターがいる、それだけ」
──この試合後の展望は？
「みんなと同じ（笑）。次の試合が終わったら休みをいれたい。家族と過ごして。私、この半年間くらいずっと練習で（海外で）してきたから、試合終わったら、ちょっと休みがほしい。家族と食事をいっぱい食べるとか（笑）」
