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【K-1】プレリミナリーは5試合中3試合がKO決着。-55kg世界最強決定トーナメント、スーパー・ライト級王座決定トーナメント、ツァーvs.サッタリ、軍司vs.寺田、与座vs.ペッダム=速報中

2024/09/29 11:09
K-1 WORLD MAX 20242024年9月29日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館 ▼第18試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R金子vs.璃明武の勝者玖村vs.大久保の勝者 [nextpage] ▼第17試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R準決勝(1)の勝者準決勝(2)の勝者 [nextpage] ▼第16試合 K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ 3分3R延長1Rリュウ・ツァー(唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/王者)マハムード・サッタリ(TEAM OTA/挑戦者)  ツァーは散打の強豪にして中国キックボクシング界のニュースター。中国・武林風の推薦選手として2023年9月の「K-130周年記念無差別級トーナメント」に参戦すると、全試合KO決着で優勝を果たした。12月には本来の階級であるクルーザー級で谷川聖哉を初回KO。2024年3月、シナ・カリミアンを3RでKOして王座を奪取し、今回が初防衛戦となる。戦績は11勝(9KO)1敗。  サッタリは2020年10月のKrushに初参戦、2021年7月の第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメントを圧倒的な強さで制して王座に就いた。2022年4月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」では最軽量(85.20kg)にも関わらずK-JeeをKO、京太郎に判定勝ち、谷川をKOして優勝。無敗の快進撃を続けていたが、2022年12月にステファン・ラテスクにKO負けで初黒星。2023年9月の「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」では1回戦でクラウディオ・イストラテに初回KOで敗れた。戦績は20勝(12KO)2敗。 [nextpage] ▼第15試合 K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/王者)寺田 匠(team VASILEUS/挑戦者)  軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝を果たし、2017年9月にはKrushバンタム級王座を獲得(第2代)。2021年12月に椿原龍矢の持つK-1 WORLD GPフェザー級王座に挑戦し、第5代王座に就いた。2022年8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」で優勝。2023年3月にはムエタイのトップ選手ヴューを判定に破り、初防衛に成功した。前戦は3月にRISEフェザー級王者・門口佳佑に延長戦の末に判定勝ちで13連勝を達成。戦績は25勝(6KO)5敗1分。  寺田は幼少期から様々な格闘技を学び、地元・九州のアマチュア大会でキャリアを積んでABEMAの番組企画『格闘代理戦争』に出演。2020年4月にプロデビューすると6戦無敗の快進撃を続けていたが、2023年6月の元Krushフェザー級王者・新美貴士との試合で初黒星。11月にはイタリアの『OKTAGON』でISKA世界スーパーフェザー級王座を奪取、2024年2月は『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』で冨永武聖から1RでTKO勝ちを奪うと、7月に挑戦者の最有力候補だった兼田将暉を判定で破った。戦績は9勝(4KO)1敗。 [nextpage] ▼第14試合 スーパーファイト -63kg契約 3分3R延長1R与座優貴(team VASILEUS/K-1 WORLD GPライト級王者)ペッダム・ペッティンディーアカデミー(タイ/Petchyindee Academy/ONEキックボクシング世界フライ級王者)  与座は2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。2021年12月にKrush初参戦を果たすと豪快KO勝ち、2022年2月のK-1ではいきなり当時のライト級王者・朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。2023年3月の朝久との再戦でも勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取。  2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、負傷判定での勝利。7月にゴンナパー・ウィラサクレックと対戦すると、1Rで3度ダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。戦績は18勝(8KO)2敗。  ペッダムは元WBCムエタイ世界フェザー級王者(2018年)、元True4Uライト級王者(2020年)、元ルンピニースタジアム認定バンタム級王者(2015年)で、2017年のトヨタカップではムエマラソントーナメント・フェザー級で優勝。2022年にはラジャダムナンスタジアムのファイト・オブ・ザ・イヤーにも選ばれている。  2018年からONE Championshipに参戦し、ジョシュ・トナー、工藤政英らをKOし、2019年5月にエリアス・マムーディにテクニカル判定で勝利してONEキックボクシング世界フライ級王座を獲得。8月のイリアス・エナッシとの初防衛戦で敗れ王座は失った。2020年1月にMOMOTAROを首相撲&ヒザ蹴りで削っての判定勝ち。7月にはロッタン・ジットムアンノンが持つONEムエタイ世界フライ級王座に挑戦も判定2-0で惜敗した。2021年11月、内藤大樹に敗れた試合がONEでの最後の試合となった。その後は主にRWSで戦っている。最新の試合は2024年1月、武林風でジャン・ランペイに判定負け。戦績は104勝(23KO)22敗9分。身長167cm。25歳。サウスポー。 [nextpage] ▼第13試合 スーパーファイト -61.5kg契約 3分3R延長1R村越優汰(湘南格闘クラブ/第2代K-1 WORLD GPフェザー級王者)中島千博(POWER OF DREAM/第10代Krushスーパー・フェザー級王者)  村越は2011年4月にプロデビュー。2014年7月には第5代RISEバンタム級王座を獲得。同王座は2015年5月に那須川天心に奪われたが、2016年9月の再戦では那須川と判定2-0で敗れるも接戦を演じた。K-1には2017年12月から参戦し、2018年6月の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントで優勝して王座に就き、k-1とRISEの両方で王者となった。  2019年3月に卜部弘嵩の挑戦を退け初防衛に成功すると8月にスーパー・フェザー級転向のため王座を返上。11月には武尊に判定2-0で敗れるも武尊を苦しめた。2020年3月にレオナ・ペタスに敗れて連敗を喫したが、12月の両国大会で山本直樹からダウンを奪って再起。2021年3月には芦澤竜誠、9月には西元也史も判定で破っている。2022年4月の朝久裕貴戦でKO負けを喫し、怪我のため長期欠場で今回約2年ぶりの復帰戦となる。戦績は31勝(11KO)10敗。  中島は極真空手で2017年第34回全日本ウェイト制軽重量級優勝、2017年オールアメリカン大会無差別級3位、2018年USウェイト制軽重量級優勝などの実績を引っ提げてキックボクシングに転向。2019年5月にプロデビューし、2022年1月「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」を制して王座に就いた。6月の『THE MATCH 2022』では笠原友希に判定負けを喫したが、12月の初防衛戦では西元也史に判定勝ちも、2023年9月の2度目の防衛戦で髙橋直輝に敗れ王座を失った。怪我により今回が約1年ぶりの復帰戦となる。戦績は8勝(5KO)4敗。 [nextpage] ▼第12試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R延長1Rブラジvs.稲垣の勝者ガオフォンvs.アギーレの勝者 [nextpage] ▼第11試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R延長1R鈴木vs.ポパの勝者ヨードクンポンvs.ピナールの勝者 [nextpage] ▼第10試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント準決勝(2) 3分3R延長1R玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/Krushフライ級王者)  玖村は2020年3月に当時プロ無敗だった金子晃大に初黒星をつけた。2022年2月、第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝で金子と激しい打ち合いを繰り広げるも判定負け。6月の『THE MATCH 2022』ではRISEの志朗からダウンを奪う判定勝利。2023年3月にRISEの鈴木真彦から勝利。9月、金子の持つK-1スーパー・バンタム級王座に挑戦するも延長で判定負け。2024年7月のトーナメント一回戦ではアントニオ・オルデンを左フック一撃の衝撃KOを見せた。  大久保は、2022年6月の『THE MATCH 2022』で那須川天心の弟・龍心に勝利。9月は初代Krushフライ級王座決定トーナメントを制し、プロ4戦目にして王座に就いた。2023年6月、バンタム級ワンマッチでアマチュア時代のライバル・齊藤龍之介と対戦し延長判定で敗れてプロ初黒星を喫するも、10月に黒川瑛斗を判定で下して再起。2024年3月に壬生狼一輝から判定勝利。7月のトーナメント一回戦ではジャオ・ジェンドンを破り、3連勝を飾った。 [nextpage] ▼第9試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント準決勝(1) 3分3R延長1R金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushスーパー・バンタム級王者)  金子は2022年2月にK-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで黒田勇斗、璃明武、決勝で玖村将史を破りK-1王座戴冠。6月『THE MATCH 2022』ではRISEの鈴木真彦に惜敗も2023年9月に玖村将史との3度目の対戦で判定勝ちを収め、王座防衛に成功。2024年3月は、RISEのリングに乗り込み鈴木真彦を破り、リベンジを成し遂げた。7月のトーナメント一回戦でカン・メンホンを衝撃KOで下して準決勝進出を決めている。  璃明武は2021年8月に第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で黒田勇斗、決勝で鬼山桃太朗を下して、同級王座に就いた。2022年2月に第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント準決勝で金子晃大に敗北。7月のトーナメント一回戦でアンジェロス・マルティノスに延長ラウンドでKO勝ちを収めた。 [nextpage] ▼第8試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R池田幸司(ReBORN経堂)永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)  池田は幼稚園から始めた空手をバックボーンに持ち、アマチュアでは無敗を誇り、2019年にはK-1カレッジ優勝。同年10月にKrushでプロデビュー。2021年5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」では1回戦で黒田斗真にKO負けを喫したが、その後は連勝して2022年3月に壬生狼一輝を判定で破りKrushバンタム級王座に就いた。同王座は2度の防衛に成功。2022年12月の「K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝で石井一成に敗れて3位に。2023年12月にはRISEに殴り込み松下武蔵を判定で破ったが、2024年3月には花岡竜に敗れた。スーパー・バンタム級に階級を上げた7月、晃貴を2RでKOして再起。戦績は14勝(8KO)5敗。  永坂は全日本テコンドー選手権大会2連覇&MVP受賞、全九州テコンドー選手権大会7回優勝の実績を持ち、2018年11月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2戦目で璃明武、5戦目で小倉尚也に敗れるも、その後は3連勝。2022年5月大会では第6代Krushバンタム級王者の吉岡ビギンを2RでKOし、7月大会では「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場した内田晶もKOした。2023年7月、Krushスーパー・バンタム級王座に挑んだが、王者・璃明武に判定負け。戦績は6勝(6KO)4敗1分。 [nextpage] ▼第7試合 K-1スーパー・バンタム級 3分3R延長1R岩尾 力(POWER OF DREAM)鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST) [nextpage] ▼第6試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R延長1Rメン・ガオフォン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/WLF武林風 -65Kg級世界王者)トーマス・アギーレ(アルゼンチン/Dojo Serpiente/WGP Kickboxingスーパーライト級(-64.5kg)王者)  中国からまた新たな強豪が来襲。オウヤン・フェンと同門でWLF武林風 -65kg級世界王者、同スーパールーキー -65kg王者、IPCC中国 -65kg級王者。世界王座は2023年11月にセルゲイ・アダムチャックを破って獲得したもの。頑丈な肉体から放たれるパンチは脅威で、2019年12月には日本のクボマサヤをGLORYのリングで降し、2024年3月にはアリハン・オズドエフから判定勝ちを収めている。戦績は31勝(8KO)11敗。身長177cm。27歳。オーソドックス。  アギーレは南米のWGP Kickboxingスーパーライト級(-64.5kg)王者で、2023年1月のGLORY RIVALS 5にてメキシコのエイブラハム・ヴィダレスと激闘を繰り広げた。左右のフックとローキックの破壊力は抜群で、打ち合いに強いところが持ち味のひとつ。戦績は33勝(23KO)5敗。身長168cm。25歳。オーソドックス。 [nextpage] ▼第5試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R延長1Rレニー・ブラジ(イタリア/Team Calzolari/ISKAムエタイ欧州ライトウェルター級(-65kg)王者)稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/第9代Krushスーパー・ライト級王者)  ブラジはISKAムエタイ欧州ライトウェルター級(-65kg)王者の肩書きを持つ20歳と若い選手で、戦績は26勝(15KO)8敗3分。高いKO率を誇り“イタリアンKOマシーン”として注目を集めている。2023年10月には『ONE Friday Fights 38』に参戦してムエタイの強豪ノンタキット・トー・モースィーから3R KO勝ちを収めた。甘いマスクとは裏腹に、リングに上がると嵐のようなパンチラッシュを見せて、まるで鬼神のような姿に変身するのも魅力のひとつ。  稲垣は極真空手出身で少年時代に数々の大会で優勝・入賞を果たす。中学・高校はバレーボールで全国大会に出場するなど活躍。高校卒業後に格闘技に戻ると「格闘代理戦争」出演を経て2019年9月にプロデビュー。2戦目で瓦田脩二にKO負けを喫したが、その後は11連勝。2023年1月・4月の王座決定トーナメントを制し、第9代Krushスーパー・ライト級王者に。11月には小嶋瑠久に判定勝ちで初防衛に成功すると、2024年4月に第3代K-1ライト級王者である林健太を破る番狂わせを起こした。戦績は12勝(6KO)1敗。 [nextpage] ▼第4試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R延長1Rヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/TOPKING WORLDSERIES -70kg王者)lカン・ピナール(トルコ/Mike's Gym/FFCトルコ-66kg王者)  ヨードクンポンはルンピニー、ラジャダムナンの2大スタジアムで活躍後、2014年からGLORYを主戦場にしてTOPKING WORLDSERIES 2018 -70kgトーナメントで優勝。2021年1月にはK-1で野杁正明と対戦する予定だったが、コロナ禍の影響で中止となっていた。2023年はタイで開催されたRWSの8名参加のウェルター級王座決定リーグ戦に出場し、ファイナルまで勝ち進んでいる。パンチを得意とするスタイルに磨きをかけ、左フックは一撃で相手をマットへ沈める正確さとパワーを秘めている。打ち合いにも強いため、K-1ルールにアジャストしてきそうだ。戦績は98勝(25KO)38敗1分。身長176cm。29歳。オーソドックス。  ピナールは24歳のトルコ系オランダ出身。これまで70~72kgと上の階級で試合をすることもあったが、本来のベストウェイトは-65kgだという。オランダ特有の左フックから右ローキックといった対角線コンビネーションで相手を崩していくスタイルは迫力満点。打ち下ろす右ローキックは、相手の気持ちを折るような破壊力を持っている。2023年2月にマイクスジムで武者修行をした与座優貴が強いと思ったという選手の一人。身長174cm。オーソドックス。戦績は17勝2敗。 [nextpage] ▼第3試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(1) 3分3R延長1R鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス/第7代Krushスーパー・ライト級王者)イオヌット・ポパ(ルーマニア/Team Super Pro Alin Balasa Sibiu/ISKAインターコンチネンタル・ライトウェルター級(-65kg)王者)  鈴木は2016年12月にKrushでプロデビューすると、サウスポースタイルから繰り出す左ミドル&左ストレートを武器に頭角を現し、2019年1月にKrushスーパー・ライト級王座を獲得。しかし2020年2月に佐々木大蔵にタイトルを奪われた。2022年4月の林健太戦で元K-1ライト級王者の林をKOする金星を得ると、8月には近藤魁成に先制のダウンを奪われるも延長戦で大逆転KOに成功した。2024年3月にはK-1で2階級制覇を達成した卜部功也からも殊勲の勝利を収め、2023年7月のデンサヤーム戦から4連勝中。戦績は17勝(10KO)8敗1分。  ポパはFIGHT CLUBBING ライトウェルター級(-64.5kg)王者、ISKAインターコンチネンタル・ライトウェルター級(-65kg)王者の肩書きを持つ25歳で、戦績は17勝(7KO)4敗1分。ファイトスタイルは、左右どちらでも出来るスイッチで的確な左ミドルキックと打ち落とすローキックも持っている。 [nextpage] ▼第2試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・第1リザーブファイト 3分3R延長1R佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第8代Krushスーパー・ライト級王者)齋藤紘也(WSRフェアテックス三ノ輪) [nextpage] ▼第1試合 第7代K-1 WORLD GP スーパー・ライト級王座決定トーナメント・第2リザーブファイト 3分3R延長1R瑠久(RAUSU GYM)寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB) [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第5試合 K-1スーパー・ライト級 3分3R×川島康佑(HALEO TOP TEAM)KO 2R 3分00秒 ※左フック〇坂本優輝(ARROWS GYM)  1R、両者とも慎重な出足。サウスポーの川島は前へ出ると同時に放つ左ストレート。坂本は右ミドルを多用する。両者フックを打つがヒットは見られなかった。  2R、坂本がパワフルな左ミドルを中心に、右三日月、左右フックで前へ出る。劣勢だった川島だが坂本が蹴るところに左ストレートをタイミングよく合わせてダウンを奪う。  セコンドに「大丈夫」と合図した坂本は再び力強い左ミドルを蹴っていき、打ち合いになると左フックを打ち抜いてダウンを奪い返す。強烈なダウンに川島は立つことが出来ず、坂本の逆転KO勝ちとなった。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第4試合 K-1スーパー・フェザー級 3分3R〇上野奏貴(kickboxing gym SHINYUUKI+)KO 1R 1分28秒 ※左フック×武蔵(デビルジム)  1R、勢いよく前に出てパンチを打ってくる武蔵に、上野はジャブと右カーフ。勢いのある連打に下がる上野だが前蹴りで反撃。  武蔵が前へ出てきたところに左フックを振り抜くとキレのあるパンチで武蔵がダウン。そのまま立ち上がれず、上野のKO勝ちとなった。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第3試合 K-1フェザー級 3分3R〇関口功誠(ALONZA ABLAZE)TKO 3R 0分41秒 ※セコンドからのタオル投入×石川 慶(team NOVA)  1R序盤から左ボディを連発していく関口に、石川は前へ出続けて徐々にパンチを当てていく。回転の速い左右フックを打つ石川が右フックでダウンを奪う。  2Rは関口が大逆襲に転じる。左ボディを中心に左右フックと左ローのラッシュで石川をロープへ釘付けに。石川も左ボディに左フックを合わせ、ミドルを蹴っていく。かなりの消耗戦となったが関口はパンチを打って前へ出続けた。  3Rもパンチを打ちに行く関口が左フック、左アッパーをヒットさせて一気にラッシュ。右フックでダウンを奪う。立ち上がった石川へラッシュを仕掛け、コーナーでの連打。ここで石川のコーナーからタオルが舞った。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第2試合 K-1ライト級 3分3R×川越亮彦(K-1ジム総本部チームペガサス)判定0-2 ※30-30、29-30×2〇瑠唯(リーブルロア)  1R、左右ミドルを蹴る川越に、瑠唯は右カーフと左三日月&ヒザ、そして左ボディでボディを中心に攻める。  2R、瑠唯は右カーフに加えて与座キックも決めて足を攻め、左三日月も蹴る。劣勢だった川越だが前へ出続け、この圧に瑠唯が攻め疲れかペースダウン。川越が右ストレート、左右ミドル、ヒザで逆襲に転じる。  3Rも前に出る川越がヒザで優勢。苦しそうな瑠唯だが右ストレート、左フック、ヒザを返す。川越も手数が出なくなり、そのまま判定に。瑠唯の判定勝ちとなった。 [nextpage] ▼プレリミナリーファイト第1試合 K-1バンタム級 3分3R〇瀧山悠斗(WSRフェアテックス西川口)判定2-0 ※29-29、29-28×2×雨宮 空(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)  1R、滝山が右カーフを蹴ると雨宮は左ミドルから右カーフ。雨宮が右ストレートをヒットさせて前へ出ると雨宮は右フックで迎え撃つ。  2Rはパンチの応酬となり、前に出る瀧山が右ストレートをヒットさせて蹴りにつなぐ。雨宮もコーナーへ追いつめる場面があるが、瀧山の反撃にあった。  3R、瀧山が左三日月とヒザでボディを攻め、随所で飛びヒザも放つ。パンチも当たりだし、バックキックもヒットさせるなど瀧山が優勢の中、ラスト数秒で雨宮が右をヒットさせて猛反撃。追い上げたが判定2-0で瀧山の勝利となった。
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