2022年12月25日(日)東京・両国国技館『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』にて、チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikforce/WMCインターナショナルスーパーライト級王者)と対戦する笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)が公開練習を行った。
笠原はパンチとミドルキックのコンビネーションから、後半はパンチのみのミット打ちを披露。随所で得意のボディブローを叩き込んでいた。以下、公開練習後の質疑応答。
これに勝ったら誰相手してでもかかってこいっていう自信はつく
――公開練習を見た感じ、非常に回転力が速くて仕上がり具合が良いように見えますが本人的にはいかがですか?
「まだまだだと思います。試合までもう少しあるのでもっとパワーも回転力も上げられると思います」
――今日の仕上がり具合は100%中何%くらいになりますか?
「まだ40~50%じゃないですかね」
――まだ40~50%?
「そうですね、それくらいだと思います」
――現状でチャド・コリンズのイメージはどうですか?
「全然固まってきてます。こっちも構えられてますし全然大丈夫です」
――今回笠原三兄弟で出場しますが、ジムとか自宅とかでずっと自分たちの試合のことでもちきりなんですか?
「いや、そんなことないですよ。家でみんな集まる時は食事ぐらいなんで、普通に試合以外のことで仲良く喋ってご飯食べたりしてます」
――試合のことを喋るのはやっぱりジムが中心になってくるんですか?
「ジム中心なのと少しは喋りますけど、でもそんな毎日毎日試合の話はしてないですね」
――今回チャド・コリンズに向けての作戦は、トレーナーと相談しながら固めていく感じになるんですか?
「トレーナーのダムさんはもちろん、自分自身で勝手に一人で考えてることもいくつかありますね」
――現状で勝ちパターンはいくつくらい作ってるんですか?
「3パターンぐらい今あります」
――何ラウンドくらいだったらそれはハマりそうなんですか?
「何ラウンドもかけてが1パターンと1Rで終わるのが1パターンと2Rで終わるのが1パターンの3パターンです」
――今の公開練習を見る限りボディを意識してるのかなと思ったんですけど、チャド・コリンズ戦でもボディは重要なキーポイントになってきますか?
「重要ですけど別に当たらなくても他の練習もしてるんで全然大丈夫です」
――自信満々ですね。
「そうですね、本当に勝つ自信あります」
――勝ったら堂々とvs世界へって宣言できますね。。「世界の選手がチャド選手だけじゃないとは思うんですけど、実質世界の強豪って認めてもいい相手がチャド選手だと思うんで、これに勝ったら誰相手してでもかかってこいっていう自信はつくと思います」
――日本だけではなく、例えばヨーロッパに行ってやるとかアメリカに行ってやるとかそういった野望もありますか?
「オファーが来れば全然どこでも僕はやります」
――この国でこの選手とやりたいとかはありますか?
「今のところないんですよね。今いる僕よりも強い奴って言ったらいっぱいいるとは思うんですけど、マッチメイクされないとその人を意識できないですし、今は本当にチャド選手のことしか考えてないって感じです」
――試合の日が12月25日ということで試合が終わるまで笠原家にクリスマスは来ないと思うんですけど、終わったらどんなパーティー開きたいですか?
「どんなパーティだろう? 普通に終わって勝って祝勝会、派手にじゃなくても普通に祝勝会やって静かに過ごせればなとは思ってます(笑)」
――三兄弟揃っての全勝パーティーになると良いですね。
「そうなるとやっぱり大盛り上がりじゃないかなと(笑)」
――やっぱり会場はお母さんがやってるタイ料理屋になりそうですかね?
「多分タイ料理屋になると思います。みんな集まって」
――笠原三兄弟にとってタイ料理ってパワーの源になりますか?
「やっぱり半分タイ料理で育ってきたようなものなので、パワーの源ですね本当に」
――最後にファンの皆様へ向けてメッセージをお願いします。
「12月25日はチャド・コリンズ選手という強敵を相手に迎えますが、絶対僕が勝ちますしここを飛躍の一歩として僕が格闘技全体の看板になるような勝ち方を皆さんに見せますんで、是非とも応援よろしくお願いします」