▼第7試合 初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座決定戦 3分3R延長1R
○古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)
KO 1R 1分23秒 ※左右連打
×工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)
※古木が初代王座に就く。
工藤はファイヤー原田の愛弟子としてJ-NETWORKで活躍。ジムの閉鎖とともにTEPPEN GYMに移籍してファイヤー譲りの根性に加えて技術を磨き、10月にはダイナマイト柿崎を右フックでKOして現在3連勝中。戦績は12勝(8KO)11敗5分。
古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴を持ち、9月大会で前田翔太に初回TKO勝ち、11月大会では5戦目にして元KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波を右フックで初回KOに破り今回の王座決定戦へ進出した。戦績は4勝(3KO)1敗。
1R、開始と同時に前へ出た工藤は左右フック&ボディでいきなりのラッシュ。意表を突かれた古木は押されるが、すぐに蹴りで逆襲。右ローを的確にヒットさせ、工藤を下がらせると左ハイキックも放つ。工藤は打ち合おうとするが工藤が左右の連打、ヒザで押していき、工藤をコーナーへ詰めると左右連打のラッシュ。工藤が崩れ落ち、レフェリーが止めるのと工藤のコーナーからタオルが舞うのはほぼ同時だった。
古木はマイクを持つと「王者になったら言いたかったことが一つあるので言わせてください。天国の父さん、王者になれました。いつも見守ってくれてありがとうございます。王者になれたのはジムの皆さん、応援に来てくれる方、支えてくれる皆さんのおかげだと思っています。自分 4月に2戦目で井熊知也選手にボコボコにされているのでリベンジしたいと思います。負けたままでは王者だと言えないのでリベンジお願いします」と、さっそくのリベンジをアピールした。