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【PFL】フェザー級名勝負! ラウネーンがジェンキンス下し優勝、ライト級はオバメルシェがカナダ人初優勝でGSPも祝福。ヘビー級でデリア、LHでウィルキンスが4試合連続フィニッシュ戴冠

2022/11/27 15:11

4試合連続フィニッシュ! 豪州のウィルキンスがロシアのアクメドフをTKO

 MMA16勝2敗、豪州のウィルキンソンは元UFC。11連勝でUFC入りも2017年9月にシアー・バハドゥルザダに2R TKO負けし、2018年2月にイスラエル・アデサニヤにTKO負けでわずか2戦でリリース。その後、キックボクシングで2連勝し、ボクシングでも勝利。MMA5戦負け無しで決勝に進出した。

 MMA24勝7敗1分のアクメドフも元UFC。クリス・ウェイドマンとブラッド・タバレスに判定負け後、2021年10月からPFL参戦で3連勝中。6月には元RIZINのテオドラス・オークストリスに肩固めで一本勝ちしている。8月の前戦でジョシュ・シルヴェイラに判定勝ちで決勝進出。

▼ライトヘビー級決勝 5分5R
〇ロブ・ウィルキンソン(豪州)
[2R終了時 TKO] ※左右ラッシュ
×オマリ・アクメドフ(ロシア)

 1R、ともにオーソドックス構え。アクメドフの右オーバーハンドをかわして左を突き、頭を下げてきたアクメドフに右アッパーを当ててダウンを奪うウィルキンソン。スタンド勝負を望むと、さらに右のダブルを当ててアクメドフを後退させる。

 アクメドフのダブルレッグを切り、右ヒザを突き、右ストレート。アククメドフの右オーバーハンドをかわして再び右アッパー! ワンツーに下がるアクメドフに対し、左フックに左フックを合わせて連打でまたもダウンを奪うと、右の跳びヒザでもダウンを奪いゴング。圧倒的なスタンドの強さを見せる。

 2R、アクメドフのテイクダウン狙いを切り、右を当てるウィルキンソン。首相撲からヒザを腹に突き上げる。アクメドフはシングルレッグも潰したウィルキンソンがスタンドで立たせる。左を当ててダウンを奪うウィルキンソンは、アクメドフの組みを切る。

 アクメドフにドクターチェック後、再開。出血しながら右を当てるアクメドフに構わず詰めるウィルキンソンは、歩いて両手でアクメドフを押し込み、右ロー。さらに左ハイ。ブロックするアクメドフだが後退。

 ウィルキンソンは右ストレートから左アッパー、さらに金網に詰めて右アッパー! さらにワンツー。組んできたアクメドフを剥がし、ヒザ蹴り、右アッパーと滅多打ち。ワンツー、右アッパーを被弾し、止められてもおかしくないアクメドフ。残り10秒の拍子木も、クリンチ右アッパーを浴びるアクメドフ。さらにワンツースリーフォーと連打。レフェリーは間に入らない。

 ラウンド終了のゴングが鳴ると同時に前方に両手を着いたアクメドフはコーナーマンに連れられて自陣に戻り椅子に座るが、眉間のカットの止血時に続行を問われ、3Rに進むことは出来ず。

 ロブ・ウィルキンソンがTKO勝ちでライトヘビー級優勝を決めた。4試合連続KO・TKOフィニッシュで100万ドルを獲得したウィルキンソンは、「3Rに行く準備は出来ていた。このベルトには10年の夢が詰まっている。ずっとハードワークを続けてきてチャンピオンになったんだ。UFCをリリースされてから長い時間がかかった。トップに行くためにローカルシーンで自分を追い込んできた。オジー、オジー、オジー!」と叫んだ。

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