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レポート

【DEEP JEWELS】東よう子がダイヤモンドローズにTKO勝ち! 本野美樹が須田萌里に判定勝ち、NORIがミッコに辛勝、栗山が藤田との接戦を左で制す、松田が長野下す

2022/11/23 11:11

▼DEEP JEWELS フライ級 5分2R
×ミッコ・ニルバーナ(AACC)56.70kg
[判定1-2] ※19-19マストNORI、19-19マストミッコ、18-20NORI

〇NORI(PRAVAJRA)56.25kg

ミッコ
「AACCのミッコ・ニルバーナです。3月の試合から8カ月ぶりの試合になりますが、成長した姿をお見せできると思うので楽しみにしててください。応援よろしくお願いします」

  フライ級では、現在PANCRASEで活躍中のNORI(※法DATEから改名/PRAVAJRA)が、2016年11月以来、約6年ぶりにDEEP JEWELS参戦し、ミッコ・ニルバーナ(AACC)と対戦する。

 MMA4勝5敗1分のNORIは、PANCRASEで1勝2敗1分。鈴木万李弥にスプリット判定負け後、ライカに判定勝ちも、端貴代との女子フライ級 暫定王者決定戦で判定負けで戴冠ならず。2022年7月のPANCRASEで栗山葵の左にダウンを喫するも、ケージ首相撲で挽回しドローに持ち込んでいる。選手層が薄い女子MMAのなかで、DEEPとPANCRASEの交流によるマッチアップだ。

 MMA3勝2敗のミッコは、2020年10月に58kgでプロデビューし、柔道出身のゆりなを2R、パウンドによるTKOに仕留めると、12月大会ではARAMIにも判定勝ち。3月大会では奈部ゆかりに判定負けも、2021年9月にはケイト・ロータスに組んで判定勝ち。2022年3月の前戦、DEEP JEWELSフライ級GP一回戦で杉山しずかに判定3-2で惜敗している。

 異なる打撃を持つ両者。サイドキックや首相撲ヒザのNORIに対し、伸びるワンツーを武器とするミッコ。AACCでのトータルファイトに加え、今成柔術仕込みの足関節もどこまでポジショニングに活かせるか。NORIにとっては真価が問われるJEWELSカムバックだ。

NORI
「PANCRASEから来ました、PRAVAJRAのNORIです。DEEPには久しぶりの出場になりますが、しっかり成長した姿を見せたいと思います。応援よろしくお願いします」

 1R、サウスポーで半身構えのNORIの間合いを潰そうとするミッコ。ボディロックから引き出そうとするが頭を押してテイクダウンを防ぐNORI。金網背に左で小手に巻き、頭を剥がすとブレーク。

 右の高いサイドキックを当て右から左を突くNORI! 詰めるミッコはバランスを崩したNORIの立ち上がり際にがぶりからダブルレッグテイクダウン!  下のNORIは外掛けから草刈で足関節狙いも抜いたミッコがハーフからパウンド。NORIは下から腕で外受け。

 2R、詰めるミッコに右のサイドキックを当てるNORI。組んで押し込むミッコにギロチンチョークを仕掛けるが、ハーフに出るミッコはボディにパウンド。頭を抱え込んだまま下のNORIは踵で足に蹴り。

 極めさせないミッコは、セコンドの大塚隆史の指示通り、前腕をNORIに押し付け細かいパウンド。NORIは上体を金網に立てるが、寝かせたミッコが首とは対角に抜けて首を抱えられたまま細かくパンチでゴング。

 判定は2-1に割れ、19-19マストNORI、19-19マストミッコ、20-18NORIでNORIが辛勝した。

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