2022年11月12日(土)に東京・後楽園ホールで18時から開催される『DEEP 110 IMPACT』の前日計量が11日13時から都内で行われ、全9試合18選手が計量をパスした(※選手名から見どころ記事)。
▼第9試合 DEEPバンタム級タイトルマッチ 5分3R
CORO(K-Clann)王者 60.95kg
石司晃一(フリー)挑戦者 61.05kg
◆CORO「K-Clannの練習で乗り切る方が大変」
「気負わずメインらしくしっかり締める大会にします。1回、負けていますし、メインなのでしっかり一本・KOでやり返したいですね。
全体的にレベルが上がっていて、前回とは全然違います。取れる技も増えている。ベルトを獲ってからも、連勝している石司選手とはやらないといけないと意識していました。オールラウンダー同士で、あっちは打撃ベースでこっちは寝技ベースという感じで、(苦手意識も)全くない。
前回が要所要所でテイクダウンされて、寝技で勝負してこない。その印象で負けたと思っているので、その印象をこっちに持ってこれれば勝てた試合。そこを判定なら明確にしたいし、それ以上に決める試合をしたいですね。以前は焦って試合していましたが、いまは冷静に戦えているので、1個の攻防で勝つだけでなく、場面場面でやることは見えている。
相手もなんだかんだ言って、最近の試合を見ると組んでくるのではないかと思っています。ダメージもたまっていると思いますし、打撃を効かせてバックチョークを狙ってくるのは分かっています。
(相手は逆転勝ちが多いが)山本(聖悟)選手が陥った雑な展開にはしないです。K-Clannで試合前の選手が多く、いろんなタイプがいるので、打撃でも大尊選手や中原(由貴)選手も来ていますし、もっとフィジカルも打撃が強い選手とバチバチやりあってるんで、全然、焦りとかはないです。練習で乗り切る方が大変です」
◆石司晃一「自分のレベルが上がっている」
「しっかり差をつけて勝負を決めて、勝ちます。前回は僅差の判定だったので、今回はKOか一本で勝つ、明確な差をつけて勝ちたいです。
2021年は怪我や病気の影響があって、復帰して1発目の試合でCORO選手と戦いました。あのときとコンディションが全然、違う。まったく違う試合になると思います。治して、前回の試合では見せていない動きがあります。前回は正直、勝負論のある試合ではなかったので、ちょっとどこかで温存しようと守りに入っていたのかもしれません。
自分は逆転勝ちが結構、多いと言われますが、できればそうはなりたくないんですけどね(苦笑)。気持ちでは負けないです。相手も連勝して強くなってると思いますが、自分のレベルが上がっています」