シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】MISAKIが女子ムエタイを131秒でKO、12・25両国で最強決定戦をアピール

2022/10/19 19:10

▼第1試合 55.0kg契約 セミプロマッチルール 2分3R延長1R
〇宇野あいり(立志會館)
TKO 3R 0分59秒 ※パンチ連打
×ミオLaReyna(=ミオラレイナ/Team Reyes)


 セミプロマッチルールで、シュートボクシング協会の名門・立志会館の“新時代天才少女”宇野あいりが遂にSBのマットに登場。女子高生ファイターのミオLaReyna(=ミオラレイナ)と対戦する。


 RENAに憧れ、幼少の頃から数々のアマチュアタイトルを総なめにしてきた宇野は、小学校の卒業時のスピーチで「私が未来の女子格闘技を引っ張ります」と堂々宣言したほどの有言実行の中学生ファイター(13歳)。第二のRENAとして期待されている次世代女子ファイターがいよいよそのベールを脱ぐ。対するミオもアマチュアSB連勝中で勢いのある実力派女子高生(17歳)。


 1R、サウスポーの宇野は左ミドル・左ローを蹴りながら左ストレート。ミオが入り込もうとするところを前蹴り。ミオは組み付いての投げを狙うが防がれる。宇野は組み付くとスタンディング肩固めでキャッチを奪う。前に出ようとするミオに宇野は左フック。


 2R、宇野は脇を潜ってパンチをかわすとそのまま組み付いて肩固めを仕掛ける。再び組みになると首相撲でコカす。左ミドルと前蹴りの宇野にミオは右ミドル。入り込もうとするミオだが前蹴りで止められ、接近しても組まれて攻撃に結びつかない。宇野は組んでのヒザ蹴り連打で優勢を印象付けた。


 3Rも宇野が首相撲でコカし、サバ折りと蹴り足をキャッチして転倒させる。ロープを背負ったミオに宇野の左ハイキックがヒットし、グラついたミオに宇野がパンチでラッシュ。ここでダウンが宣告された。宇野はチャンスを逃さずパンチを連打し、レフェリーがストップ。宇野の見事なTKO勝利となった。


 宇野はマイクを持つと「いつも練習していることができてKo出来たのでよかったです。今後も宇野あいりをよろしくお願いします」と初々しく挨拶した。

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