高田延彦vs.ヒクソン・グレイシーをメインに東京ドームで開催された『PRIDE.1』。PRIDEは日本中に格闘技ブームを巻き起こし、世界にも多くのファンがいた
1997年10月11日、東京ドームでヒクソン・グレイシーvs.高田延彦をメインイベントにした『PRIDE.1』が開催されてから、今日で25年が経った。
総合格闘技を世界的な人気に引き揚げ、今もなお語り継がれる『PRIDE』。その記念すべき第1回大会は、プロレス界で“最強”を謳った高田と400戦無敗の異名をとるヒクソンが対決することで大きな話題を呼んだ。
試合は1R4分47秒、ヒクソンが腕十字固めで勝利。当初、『PRIDE』は1回だけの開催の予定であり、『PRIDE.1』の名称も「たった一つのプライド(誇り)」という意味が込められたものだった。しかし、『PRIDE.1』が好評だったため、そして為す術なく敗れた高田がヒクソンとの再戦を希望したことから『PRIDE』はシリーズとして開催されて行くようになり、桜庭和志、ヴァンダレイ・シウバ、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、エメリヤーエンコ・ヒョードル、ミルコ・クロコップ、五味隆典など多くのスーパースターを生んだ。
今回は25周年を記念してPRIDEにおける「25」の名場面を写真で振り返ってみよう。