「頭が痛い」とダメージを口にしながらもインタビューに答えた朝倉未来
2022年9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『超RIZIN』のメインイベントにて、フロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)に2R3分15秒、TKO(勝敗は無し)された朝倉未来(トライフォース赤坂)が試合後インタビューに答えた。以下、その全コメント。
悔しい。なぜあれで倒れたのか謎でした
「悔しいです。あと頭が痛いです」
――パンチが当たった感触は?
「当たってるなって感じでしたね」
――笑ったりもしていたが?
「気持ち的には乗って来たって感じでした。全然戦えると思って」
「MMA選手なのでMMAの試合をしたいですね」
――最後のパンチは今までもらったパンチとは違った?
「よく記憶がなくて。映像を見返したけれどなぜあれで倒れたのか謎でした。めちゃめちゃ頭が痛いです。多分ですが、気をぬいていたのかも。1R終了の時に様子を見て終わったから、次もそんな感じで来ると思っていました」
――ダウンして立とうとしていたが。
「地面が歪んでいて。立ち上がろうと思ったけれど立てなかったですね」
「凄かった、全部が。凄い反応速度と全てのレベルが異次元でした」
――試合で凄さを感じた?
「何も感じはしないんですが、技術が異次元でした」
――もし3Rいったら?
「分からないですね」
「ちょっとまだ分からないですけれど、対戦相手もあることなので。頭のダメージがどれくらい残っているのか検査しないといけない」
――ファンからは「いい試合だった」との声が多い。
「会場に来てくれた方、PPVを購入してくれて応援してくれた方、たくさんいると思っていて。実力差のあるマッチングだと思うが、その中でも応援してくれた方、ありがとうございました」
――メイウェザーと戦ってよかった?
「普通の人には出来ない体験をしたし、MMAの選手として成長したのでやって良かったと思います」
――それはどこが?
「多分、今日の試合を見てもらえれば分かると思いますが、凄くボクシングテクニックが向上していると思うし、OFGならもっとパンチが速くなると思う。メイウェザーとここまで戦えたのは自信になります。MMAの選手には今後負けないよって思います」