カリミアン(左)が実方の首に手をかけ、怒った実方がカリミアンを突き飛ばした
2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』の前日計量が、10日(土)都内にて13:00より行われた。計量は全選手が一発でパスした。
フェイスオフでのにらみ合いが続くなどピリピリした雰囲気が漂った今大会の前日計量。一触即発となったのは第13試合のスーパーファイト、スーパーヘビー級3分3R延長1Rで対戦するシナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)と実方宏介(真樹ジムAICHI)だ。
スーパーヘビー級のため参考記録として行われた計量で、カリミアンは100.5kg、実方は126.05kgで計量をパス。その後、ツーショット撮影からのフェイスオフとなったが、カリミアンが実方の首に手をかけたことから怒った実方がカリミアンを突き飛ばしたが、カリミアンは首にかけた手を放さずさらに実方がエキサイト。
揉み合う両者を関係者が引き離したが、実方の怒りは収まらず、カモンゼスチャーをするカリミアンに実方が向かって行くなど場内は一時騒然となった。
ハイキックでのKOを予告する実方に「言いたいことを好きなように言っていればいい」とクールに対応していたカリミアンだが、前日計量でのこのエキサイトぶり。両者の因縁は深まった。