2026年5月31日(日)東京・後楽園ホールで開催された『K-1 REVENGE 2026』。大会終了後、須藤元気K-1プロデューサーが総括を行った。
「隣は東京ドームで嵐の最後のコンサートということで、その熱に負けない大会になったのではないかなと思っております」と、合格点を出した須藤Pが絶賛したのは、第5試合の「第7代K-1 WORLD GPフェザー級王座決定戦」石田龍大(POWER OF DREAM)vs.関口功誠(ALONZA ABLAZE)、第6試合の「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級暫定王座決定戦」横山朋哉(リーブルロア)vs.松山勇汰(ALONZA ABLAZE)の2試合。
「この2試合。これはもう本当に世界に見せられる試合だったなって思います。階級関係なく、僕が求めているのはこの試合で。横山・石田が今回のMVPの試合でしたね」とし、「横山なんて階級関係なく世界で見せられる試合だったと思いますし、あれってもう階級関係ないじゃないですか。あの気持ちであったり、技術もそうですし、ああいう試合を見せてくれれば、日本人選手が軽量級で世界に見せられるコンテンツになるには、あの試合を僕はやってもらいたいって思っております。石田選手もこの試合に関してはメインで全然いける試合でした。今大会も全世界の人が見てるわけであって、これで日本人選手も強いんだ、K-1も面白いというふうに見てもらえたと思います」と、今後日本人選手が再びメインを張ることもあるのでは、とした。
横山が試合後にアピールした正規王者レミー・パラとの統一戦については「もうすぐにでもやりたいなと。9月には組みたいなって思っております」と、9月12日の国立代々木競技場第二体育館大会で実現させたいという。
第3試合のK-1スーパー・バンタム級3分3R延長1Rで、乙津陸(KNOCK OUTクロスポイント大泉)をワンサイドで破った璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)の同級王者・金子晃大への挑戦については、次のような見解。
「今回で爪痕を残したのはどっちかって言ったら、やはり池田(幸司)になると思うんですよね。そういった意味では、ちょっと考えどころだなっていうところはあります。もちろん強い、勝つことがこの競技の目的ではあるんですけれど、それ以上のものをやはりプロデューサーとして見たいなっていうところはあります。そこは逆に璃明武に期待してるからこそで、本当に倒しにいく選手になった途端、あれだけ軸がブレずに綺麗に戦えるので、圧倒できるんじゃないかなって思います」と、王座挑戦の前に璃明武にはもう一皮剥けてもらいたいとする。
また、第4試合のK-1ライト級3分3R延長1Rで、Krush同級王者の大岩龍矢(team VASILEUS)を判定3-0で破る番狂わせを起こした永澤サムエル聖光(B Make)のタイトル挑戦については「ちょっと考えたいと思います。タイトル戦線に絡むのは間違いないと思います」と、タイトルマッチに繋がる勝利だったと評した。
次回のK-1後楽園ホール大会は11月23日(月・祝)。どのような内容になるのか、と聞かれた須藤Pは「リベンジにしようと思っております。マッチメイクはまだ考えてはいないんですが、大会って物語性が必要じゃないですか。後楽園はリベンジシリーズで行こうかなって思っています」と、次回も『K-1 REVENGE』として行う予定だと明かす。
「後楽園でこのマッチメイクやるの? っていうのを11月でまた組みたいと思います」と、後楽園ホール大会に手応えを感じていると言い、「一応考えているのは、今年は年に2回後楽園ホール、来年は2回か3回ぐらい後楽園ホールでやりたいなって考えています。広い箱、狭い箱、どれもメリット・デメリットがあると思うんですけれど、格闘技の聖地って言われるだけあって、後楽園ホールはやはりこの空間っていいなって改めて思いましたね。柿ピーですよね。柿の種とピーナッツがあるから、あれって美味しいじゃないですか。広い箱と狭い箱でうまく組み合わせていくと、これはいいグルーヴになるなって思いました」と、大会場での大会と後楽園ホールでの大会がいい相乗効果を生むと話した。