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【QUINTET】アマチュアQUINTET全日本大会で「道衣部門」がスタート!=8月25日・東京武道館

2019/06/25 11:06
8月25日(日)、東京武道館にて「Amateur QUINTET 2019 All Japan Championship」が開催されることが6月22日、QUINTETより発表された。 2018年9月に行われたアマチュアQUINTET全日本大会には、約50チームが参加するなど盛り上がりをみせたが、今回から初の試みとして「道衣部門」も新設。これまでの「ノーギ(道衣なし)」アマチュアのチーム戦に加え、様々な道衣を着用した各チームが、5対5の勝ち抜き戦を行う。 着用できる道衣は組技で裂けることがないように刺し子のある道衣とされ、柔術衣、柔道衣、サンボ衣(下は柔道衣か柔術衣のズボンを着用)のいずれかの選択が可能となっている。 【写真】2012年9月に名古屋大学で行われた、ブラジリアン柔術チームvs七帝柔道・名大柔道部の20対20の対抗戦。5対5のQUINTETではサンボ衣の着用も可能。七帝柔道ルールともブラジリアン柔術ルールとも異なるアマチュアQUINTETルールで道衣有り・無しの両部門のチーム戦が行われる。 消極的と判断されるとパーテルポジションから再開されるなど、ルール等のレギュレーションはブラジリアン柔術と異なる部分も多い。大将同士の試合以外は判定がなく引き分け(両チーム、次の選手が出場)となり、ポイントがないなかで道衣ならではのガード等からの仕掛けに時間が掛かった場合は、フィニッシュに向かっていない膠着状態と判断されると、まず「アクション」の声がかかり、その後も膠着していると判断されると「指導」が入る(「指導」3回で「失格負け」)。 体重差も出てくる団体戦で、膠着せずに「分け役」「抜き役」はいかに戦うか。大将同士の試合となり決着がつかない場合は「ノーギ部門」同様に「指導」の数の少ない方が勝利。数が同じ場合はチーム全体の「指導」の数が少ない方が勝利となる。 出場者の募集はすでにスタートしており、大会当日は同所でIBJJF公式戦「第1回東日本柔術オープントーナメント」と同時開催となる。両大会へのエントリーも可能だが、試合のタイミングが重なる可能性があるため、注意が必要だ。 参加方法など詳細は、日本ブラジリアン柔術連盟のオフィシャルサイトに掲載されている。 Amateur QUINTETルール(※抜粋) 出場資格・格闘技経験者。・感染症のない健康優良な者。・スポーツ安全保険などの傷害賠償責任保険に加入されている者。・QUINTETのプロ大会に参加したことのない者。※ただし新設のカテゴリー「Ultimate/アルティメット」はプロ大会出場経験者の参加が可能。※道衣部門の出場選手はこれまでのプロ大会出場の有無は問われない。 試合場8メートル四方のマット(マットもしくは畳)。※場内場外のエリアは設けず、試合場から転落しそうな場合は審判の判断により試合を中断し、安全な位置から両者同じ態勢のまま試合を再開する。 「勝ち抜き」システム=Winner stays on・勝者は対戦チームの次の相手と闘う。・引き分けは両者退場。・大将が負けたチームが負け。 1dayトーナメントシステム・1回戦を勝ち上がったチームは、次戦では1回戦で戦わなかった選手から優先的にオーダーを組まなくてはならない。 勝敗の決着・サブミッション・失神・失格(指導3回)・レフェリーストップ(安全性を配慮して審判が早めに見込み一本を取ることがあり)・試合時間内に上記の決着がつかない場合は引き分け。・判定(※大将同士の試合のみ)「指導」の数の少ない方が勝利。数が同じ場合はチーム全体の「指導」の数が少ない方が勝利。それも同じ場合は大将同士の試合の優劣を審判の旗判定により決定。 試合時間・6分一本勝負 ・4分一本勝負※男子/Regular Weight(430kg以内)の場合は体重差が20kg以上ある場合。Light Weight(360kg以内)の場合は体重差が10kg以上ある場合。女子/Regular Weight(260kg以内)の場合は体重差が5kg以上ある場合。※総体重はユニフォームは含まない(計量はユニフォームを脱いだ状態で可)。 ※各部門のチーム5人の総体重は下記の通り(※当日計量)。 【主な禁止行為(重大な反則=失格負け)】・ヒールフック・スラム及びスパイキング(頭部に直接ダメージを与えるような攻撃)・ネッククランク(頸椎のみをねじる行為)・カニ挟みによるテイクダウン(スタンド)・ジャンピングクローズドガード・帯を使用した絞め(※道衣部門)・噛み付き、歯を押しつける・頭髪、体毛、鼻、耳を掴む・性器または目への攻撃または圧迫・意図的なあらゆる種類の外傷的打撃(パンチ、肘、膝、頭突き、キックなど) 【主な違反行為(軽微な反則=指導)】・膠着を誘発するクローズドガード・ポジションをキープするだけで攻撃の意図が見られない場合・スタンドでテイクダウンを狙わずディフェンシブに動き回る行為・故意に対戦相手を試合場から転落させようとする行為・故意に試合場から逃避する行為・一度に3本以下の指を掴む・対戦相手を掴んでいない状態で座る行為・主審及び2名の副審全員が消極的と判断した場合・審判の指示に従わなかった場合・指導を受けた選手は試合場中央で四つ這いになり、対戦相手は上から腰に両掌を置いた状態(※レスリングのパーテールポジション)で、審判の合図により試合を再開する。 レスリングのパーテールポジション・相手の背中に対して直角に立つ・カレッジスタイル(サイドから相手の腹と腕を抑える) ・両者「指導」の場合は試合場中央でスタンドの状態から試合を再開する。・「指導」3回で「失格負け」。・違反行為により、相手に相当のダメージを与えたと審判が判断した場合は、1回で「失格負け」になる場合がある。 【禁止事項】・シューズの着用・ファウルカップの着用・イヤーガードの使用・固い部品で構成されているサポーターの使用・クリーム、オイル、ジェル、または滑りやすい物質を身体に塗る(※頭髪に整髪料やポマードなどを塗布することも禁止)。・指輪やネックレス、ピアスなどの貴金属類の着用。 【勝敗の決着】・サブミッション・失神・失格(指導3回)・試合時間内に上記の決着が付かない場合は引き分け。・判定(※大将同士の試合のみ)「指導」の数の少ない方が勝利。数が同じ場合はチーム全体の「指導」の数が少ない方が勝利。それも同じ場合は大将同士の試合の優劣を審判の旗判定により決定。 ◆ノーギ部門(※道衣無し) ・ビギナー(初級者)、エキスパート(中級者)、アルティメット(上級者とプロQUINTET出場経験者)の3部門。※5名の主な格闘技歴・入賞歴・戦績・帯色・段位から判断される。・新設の「アルティメット」はQUINTETプロ大会出場経験者のエントリーが可能に(ビギナーとエキスパートは不可)。・チーム合計体重は、男子は360kg以内。女子は260kg以内。・男女とも生年月日が1978年以前のマスター・カテゴリーも新設。・最大で12ディヴィジョン。・ユニフォーム規定(体にフィットしているラッシュガード。上半身はチームで統一すること。Tシャツは禁止) ◆道衣部門(※道衣有り) ・ビギナーとエキスパート部門・チーム合計体重は男子は道衣込みで370kg以内。女子は道衣込みで270キロ以内。・男女とも生年月日が1978年以前のマスター・カテゴリーも新設。・最大8ディヴィジョン。※道衣部門は出場選手にこれまでのプロ大会出場の有無は問わない。 【主なレギュレーション】・着用できる道衣は柔術衣、柔道衣、サンボ衣のいずれか(※サンボ衣の下は柔道衣か柔術衣のズボンを着用)。・袖口は5センチ以内で手首回りに余裕があること。・道衣の色に制限はないが、上半身はチーム内で統一すること(※白・青・黒といった一般的な色に加え、赤やピンク、黄色など何色の道衣でも出場することが可能)。・刺し子のない道衣の着用は認められない(※刺し子のない空手衣などは組技で破ける可能性があるため不可)。 ◆Amateur QUINTET 2019 All Japan Championship 2019年8月25日(日)東京武道館 大武道場〒120-0005 東京都足立区綾瀬3丁目20-1 一般開場 10:00~11:00以降開場予定全選手  10:30以降集合予定計量・ユニフォームチェック 一斉計量※集合時間はあくまで予定。※本大会の計量は一斉計量の予定。 試合出場には替え玉、試合順番間違えを防止する為、身分証明書(IDカード、免許書、パスポートなど)が必要。計量時に確認。試合場への持ち込みは不要。試合順は掲示板に貼りだされるトーナメント表で確認。係員がマイクで呼び出しても選手が現れなかった場合、失格となる。フェンスを乗り越えて試合場から入退場した選手は、即時に失格となる。計量後の水分補給は可能もペットボトル等は指定の場所に置くこと※『第1回東日本柔術オープントーナメント』と同時開催・同時進行となる(実施時間が重なる)両大会へのエントリーも可能だが、試合のタイミングが重なる可能性があるため予め注意が必要。
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