2019年6月22日(土)『1000万円シリーズスペシャルマッチ 那須川天心vs亀田興毅』(AbemaTV)で、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)がプロボクシング世界三階制覇・亀田興毅とAbemaボクシングルールで対戦した。
試合は那須川がスピードと手数で亀田を圧倒。鋭い右ジャブ、ボディブローが次々と決まったが、亀田も元世界王者の意地を見せてダウンを拒み、最後まで戦い続けた(判定はなし)。
ゲスト解説を務めた魔裟斗は「いい試合でした。興毅君は準備期間が短いかと思ったんですが、男を出しましたよね。天心も3階級王者を相手に真っ向から堂々と打ち合いましたね」と両者を称えた。
同じくゲスト解説のガッツ石松氏は「ボクシングに転向しなよ。今の時代なら世界チャンピオンになれるよ。1000万円企画をあと1回か2回やって次はプロボクシング。亀田ジムに就職して。ガッツさんがトレーナーで教えるから。OK牧場だよ」と、那須川にボクシング転向を勧める。
司会者から「ボクシングに来るの?」と話を振られると、那須川は「自分の中でも未来は分からないので、楽しみにしてもらえれば」と即答は避け、話を振られた那須川の父・弘幸さんは「考えています」と笑顔で答えた。
戦いを終えた亀田も「ほんまにボクシング来たほうがいいですよ。自分の中で亀田興毅はここで終わりとけじめをつけられた。拳を交えて思ったんですが、ボクシング能力が凄く高いので、デビューして3~4戦目で世界タイトルを狙ってできるくらいの実力はあると思います。まだまだ未来しかない男なので。戦って思ったのは度胸もあるし、目もいいし、勘も凄くいい。スピードも速いし。だからこれからすごく楽しみじゃないですか。ボクシングの方がお金になるよ(笑)」と、ボクシング転向を熱烈ラブコールした。
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