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【RISE】原口健飛が試合後に激怒の抗議「首を絞められた。全く納得いってないのでレフェリーに審議してもらう」

2022/08/21 23:08
【RISE】原口健飛が試合後に激怒の抗議「首を絞められた。全く納得いってないのでレフェリーに審議してもらう」

判定とペットパノムルンの戦い方に不満をぶちまけた原口

 2022年8月21日(日)エディオンアリーナ大阪・第1競技場にて開催された『Cygame presents RISE WORLD SERIES OSAKA 2022』のメインイベントでペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)に延長戦の末、判定3-0で敗れた原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が、試合後インタビューでジャッジに対する不満をぶちまけた。


 原口は開口一番「こんなこと言いたくないですけれど、正直全く納得いってないし、ルール違反が多かったし、かけ逃げ禁止と聞いてたし、ダメージも効かせていたし、全く納得いってないのでレフェリーに審議してもらおうかなと。改めて見てもらって。誰が見ても勝ってたって言ってるので、特に延長は。しかもルール説明の時に攻められた時にかけ逃げ、首相撲するのはほんま禁止やからって言っていたので、それを信じてパンチ勝負仕掛けて当てに行ったのに組まれて倒されて。そんなバカげた話はないと思っているので。本戦もヒザとパンチを効かせたし、それに対してのかけ逃げもあったし。


 正直、今までのRISEで最悪なジャッジやったなって思っているし。こうやって言い訳するのは嫌なんですけれど、誰もが納得いってないと思うし、ペット陣営も赤(コーナー)と言われてビックリしていた部分があったし、多分ラッキーやなって思っている部分もあると思うので。とりあえず1回審議してもらって、ほんまに俺が負けていたかどうか見てもらって、その結果を踏まえて僕を納得させてくれたら認めるしって感じですね。とりあえず全然納得いってないです」と、納得いかないことが多数あったとした。

 再戦となったペットパノムルンには「全然勝てると思ったし、自分自身が成長しまくっていたので怖さも全くなかったし、ダメージも全くないし、ミドルキックも6R通して2~3発しか当たってないと思うんですよ。なおさら意味が分からないですね」と評する。ペットパノムルンは「めちゃめちゃ苦しんでいたでしょう。顏真っ赤で血だらけで。なんも出来なかったでしょう。組み付くか、かけ逃げかそれしかないみたいな。なおさら意味が分からないです。意味が分からないしか出てこないです」と話す。


 作戦は「蹴り足に対して何かを合わせるというのと、来たところに対して真っ直ぐ打ち込む、基本はかけ逃げで組んでくるから、組まれたら組みかえしてっていう展開に持って行ってまんまとハマったんですけれど、それがまさかの向こうに付くという訳の分からない展開になって意味が分からないですね」と、見事にハマったにも関わらずなぜ自分が負けなのかと「ペース握っていたでしょう。意味わからないですよ。これしか出てこないですね」と訴えた。

 本戦(3分5R)の判定に関しては「正直本戦は俺が勝ったかドローかやったんですよ。俺がとられることはないなと思ったんですけれど、まさかとられていたので。僕かドローかどっちやかと思ったんですよ。それも全部納得させて欲しいなっていう感じですね」と、自分の負けはなかったとする。


 すでに審判団にその意志は伝えたのかと聞かれると「一応伝えて今から審議してもらうのと、かけ逃げが多かったので。しかも僕、リングの下で首絞められたんですよ。見てないでしょう? 思い切り首をロックされてぐっと引っ張られたんですよ。それレフェリーに言うたら無視されて。思い切り絞められて息が止まって。そういうの意味わかってないでしょう。反則というか失格レベルですね、それは」と、ペットパノムルンに首を絞められたことを明かす。

 自身の感覚では「1R、4R、5Rは自分が取ったと思う。特に4Rはヒザを効かせてアゴを打ち抜いたんですよ。バキって言って。あれが決定的ですよね。あれをとらへんかったんやっていう。あれでとらへんのやったら、もうペットに勝てる選手は多分RISEでは出てこないですね。あのかけ逃げがOKやったら。これから先、あれで勝っちゃうならRISEは終わっていくと思っています」とした。


 延長Rに関しては「パンチの当ててる数も全然違うし、ミドルなんかもらってないし。ヒジに当たったのがポイントになるんやったらなおさら勝てへんし、RISEってダメージが一番じゃないですか。僕がミドルを蹴られて吹っ飛んだりしてたら分かるんですけれど、下がりながら蹴られて。だから負けてないですよね。逆に意見を聞きたいですね」と、完全に自分がとったと主張する。

 ミドルを腕で受けるのは作戦通りだったのかと聞かれると「延長は正直、痛くなかったんですよ。威力が死んでいて全然痛くなくて。なんだこれって。だから普通に腕で受けたろうと思って。それがポイントになるんやったら終わりですね。もう誰も信用できないです」と、ミドルのダメージは全くなかったとした。


 では、すぐにでも再戦をしたいのかと聞かれた原口は「いや、再戦はしたくないです。審議ですね。これでほんまに反則がなかったのかというのと、僕が延長で負けてたというのと、あのかけ逃げは本当にありやったんかっていうのをしっかりレフェリー陣に話し合ってもらって、それを僕とセコンド陣営、お客さん全員を納得させてくれるなら認めますけれど、お客さんはほぼ全員おかしいと言ってますよね。ペッチに上がって。ペッチ自信も思っていたと思うので。これを言うと梅野源治みたいだって言われるけれど、そうじゃなくて僕は完全に勝っていたし、あかんことしているのにこれがOKになってしまうのはダメなんですよ。選手を馬鹿にしているようにしか見えへんし。首を絞めたのは一番ないと思いますね」と、訴えたことの審議をしてもらい、自分が納得する答えを出してほしいと語った。

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