初対戦はドローに終わっている鈴木(左)と近藤の決着戦(C)K-1
2022年8月11日(木・祝)福岡国際センター『ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の前日計量が、10日(水)福岡市内にて13:00より行われた。
第16試合のK-1スーパー・ライト級3分3R延長1Rで対戦する、鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)は64.9kg、近藤魁成(TEAM3K)は64.8kgでそれぞれ計量をパス。
近藤は「今日までメチャメチャ仕上がってきたので、明日、福岡大会、凄く盛り上げたいと思います」、鈴木は「この試合に向けて、かなり充実した練習が出来ました。明日は思いっきり行ってぶっ倒します」と、両者とも好調をアピール。
2018年6月に対戦して引き分けている再戦であることに、近藤は「鈴木選手は林(健太)選手を倒したり、しっかり結果を残してる相手なので。そういう相手に明日、しっかりKOで勝ちたいなって思っています」、鈴木は「自分が4年前にやった時から、近藤選手は凄く強かったんですけれど、それ以降でも変わらず凄く強いなっていう印象ですね。明日の試合はどういう展開になるかっていうのは、いろいろ想像してるんですけれど、自分は絶対に倒したいので。そうですね、ぶっ倒します」と、KOで決着をつけたいとした。
また、近藤は正式にスーパー・ライト級に転向しての第一戦となり、「身体もキレキレですし、スピードもパワーも全体的に上がっているので、明日は今までの僕とは違うなって思っています」と、生まれ変わった近藤魁成を見せると断言した。
第15試合のK-1スーパー・ライト級3分3R延長1Rで対戦する、壬生狼一輝(力道場静岡)は52.85kg、峯大樹(若獅子会館)は52.95kgでそれぞれ計量をパス。
壬生狼は将軍KYワカマツのコスプレでストロングマシーンを引き連れての登場。マイクを持って一曲披露した後は「明日は“壬生狼祭り22”ということで、ド派手にどデカい花火打ち上げるぞ! あと、明日はK-1バンタム級のど真ん中、見せてやるよ、おい、峯! ついていこい!」と威勢がいい。
それに対して峯は冷静に「下馬評とか、全員壬生狼選手(有利)だと思ってると思うんですけれど、明日僕が勝って、会見こうやって盛り上げてくれてるので全部奪ってやろうと思っています」と、番狂わせを狙うと宣言。
壬生狼は今日のパフォーマンスの意図を聞かれると「おい! 意図とはなんじゃ! これが壬生狼節じゃあ!」と勢いで答えると、各選手がK-1バンタム級王座の新設をアピールしていることに「ワシがいるってことを忘れないで欲しい」となぜか控えめにアピールした。
峯は「会見でこうやって注目を集めてくれて、Youtubeでも視聴数をとってくれているので、明日僕が試合で壬生狼選手を倒して全部奪いに行きます」と壬生狼のポジションを奪うとし、「軽い階級の僕らが明日盛り上げて、バンタム級めっちゃおもろいやんて思わせる試合をします」と言い放った。