(C)Bellator/GONG KAKUTOGI
堀口恭司(アメリカントップチーム)が7日、4月のBellatorバンタム級ワールドGP以来の再起戦が決定したことをファンに報告した。川村那月とのインスタライブで予告したもの。
「もうすぐ試合の発表もあるんじゃないですか。ちょっと待っててください」と語った堀口。
5月の時点では、本誌の取材に次戦について、「夏くらいには。それに年末に日本大会がありそうな感じなのでやりたい」と語っていたが、晩夏には次戦が決まりそうだ。
Bellatorでは8月12日(日本時間13日)の『Bellator 284: Gracie vs. Yamauchi』以降は、9.23『Bellator 285 | Henderson vs. Queally』ダブリン大会と、10.1『Bellator 286 | Pitbull vs. Borics』ロングビーチ大会が決定済み。
さらにRIZINでは、9月25日の『RIIZN.38』さいたまスーパーアリーナ大会が、昼夜二部興行(一部・5試合、二部・9試合を予定)となることが発表されている。
堀口の次戦は、これらのどれかになるか。
榊原信行CEOは、9.25「二部」の昼大会を「“スーパーRIZIN”みたいな形で5試合を海外向けにしようと思っています。ライブPPVの“BUY”をどこまで伸ばすか。『THE MATCH』を超えて、ワールドワイドなライブ配信で、メイウェザーという“PPVキング”のポテンシャルをもって、世界規模で100万人を目指す」としており、そこで、朝倉未来vs.フロイド・メイウェザーのボクシングルール・エキシビションマッチを行うことを明かしている。
そのほかのカードでも「サプライズを用意している」という同大会で、堀口の参戦はあるか。
UFCフライ級から、2017年からRIZINバンタム級に参戦した堀口は同級GPで優勝すると、2018年にダリオン・コールドウェルを破り、初代RIZINバンタム級王者に。2019年にはコールドウェルとの再戦にも勝利し、BellatorとRIZINのダブル王者となった。
その後、朝倉海との初戦で1R KO負けも、右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷の手術を経て、2020年大晦日の朝倉との再戦で1R TKO勝ちでRIZIN王座奪還。
2021年12月に、怪我で返上していたBellator王座の奪還も目指し、当時の王者・セルジオ・ペティスに挑戦し、4Rまで圧倒しながらも、スピニングバックフィストを受けてKO負け。
2022年4月の『Bellator 279』では、バンタム級ワールドGPに参戦し、パッチー・ミックスのバックコントロールに判定負けで2連敗を喫していた。
5月の帰国時の本誌の取材に堀口は、「前回の試合は負けてしまいましたけど、まずはしっかりとBellatorのベルトを目指し、遠回りしながらでも取りに行こうかなと思っています。こっからどんどん格闘技を盛り上げていくのでよろしくお願いします」と意気込みを語っていた。
ここ2戦で、いずれも惜しい星を落とした堀口の再起の相手は誰で、いつになるか。「もうすぐ発表」が注目される。