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レポート

【LFA】田中路教がファリアスにスプリット判定負け、U-23グレコ王者・河名マストが激闘もジョンズに判定負け、二宮城光の三男・城太が一本負け

2022/08/06 10:08

▼フェザー級 5分3R
〇ニック・タラヴェラ(米国)
[1R 2分41秒 リアネイキドチョーク]
×二宮城太(米国)

 二宮城太は、国際空手道円心会館・二宮城光館長の三男。

 城光氏は、極真会館芦原道場時代に第10回全日本選手権優勝、芦原会館米国本部長職を経て、1988年(昭和63年)に、国際空手道円心会館を設立。サバキ空手の普及に努めている。

 その実の息子である城太は、3歳から円心空手を始め、世界大会「サバキチャレンジ」で優勝。2018年からLFA等のアマチュアMMAに参戦し、2連敗後に4連勝。2022年6月にLFAでプロデビューし、1R わずか34秒でTKO勝ちを収めている。

 米国籍を持つ二宮のプロ2戦目の相手タラヴェラは、プロ戦績は2勝1敗。さらにアマチュアでも6勝5敗とキャリアを積んでおり、長身を活かした四つ組みからの小外がけテイクダウン、さらに寝技でもリアネイキドチョーク、ギロチンチョークなどのフィニッシュもマークするグラップラーだ。

 サバキ理論をMMAで実践する二宮は、組んでくる相手もさばいて自身の空手をケージで見せるか。

“センセイ・ジョータ・ニノミヤ”とコールされた円心会館館の二宮。コロラドではドウェイン・ラドウィッグとも練習を積む。

 1R、右ローから右オーバーハンドを突く二宮。そこにサウスポー構えから左を突くタラヴェラ。詰めて胴に組んで金網まで押し込む。

 シングルレッグに切り替えるタラヴェラに、得意のギロチンチョークを仕掛ける二宮。しかし首を抜くタラヴェラに立ち上がる二宮。

 その際で右で差してボディロック、脇を潜り、背後から右足をかけ背中に乗るタラヴェラはリアネイキドチョーク狙い。右腕をアゴ下に差し入れ、左手首をリストコントロール。二宮は正対を試みるが、それをさせないタラヴェラは腕を喉に食い込ませて左手も頭後ろに組んで、リアネイキドチョークで引き込みタップを奪った。タラヴェラはプロMMA3勝1敗に。二宮は1勝1敗となった。

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