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レポート

【LFA】田中路教がファリアスにスプリット判定負け、U-23グレコ王者・河名マストが激闘もジョンズに判定負け、二宮城光の三男・城太が一本負け

2022/08/06 10:08

▼バンタム級 5分3R
〇ディエゴ・シウバ(ブラジル)
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×アスカル・アスカル(パレスチナ)

 第1試合に出場したムタズ・アスカルの兄アスカルはLFA3勝1敗。シウバは、2022年5月にLFAデビューし、現UFCのダニエル・アルグエタにスプリット判定負け。

 1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるアスカルは右ロー。シウバも右ローの蹴り返し。続く右カーフでアスカルのバランスを崩す。

 アスカルも右ロー。そこにワンツーを狙うシウバ。アスカルは左ボディストレートを突く。右カーフを当てるシウバに、アスカルも右カーフの蹴り返し。シウバは左右連打もボクシングの上下打ち分けはアスカル。シウバはワンツースリーの連打で押し返し、跳びヒザも見せる。

 2R、右ストレートを打ち下ろすアスカル。右ハイをブロック上に返すシウバ。アスカルは左ジャブ、右ローを突き、圧力をかける。

 アスカルのワンツーをダックするシウバだが手数が無い。ワンツーと単調。アスカルは右をブロックして、左ジャブ。シウバは組みの気配を見せない。シウバは右カーフ。アスカルは左ジャブ、右ストーリーを強振。シウバの右フック、後ろ廻し蹴りは空振り。



 3R、近い距離で戦うアスカル。スナップをきかせた右ハイ、サイドキックも見せる。かわすシウバは左右を振って右! ここまで試合を支配していたアスカルがダウン。その立ち際にギロチンチョークでクローズドガードに入れるシウバだが、下の位置で首を抜き、トップポジションを奪うと、インサイドから細かいパウンド。

 シウバはニーシールドに変えて立ち上がり。しかしそこにアスカルはシングルレッグで金網までドライブ。足を抜き、フックを振るシウバに、アスカルはダブルレッグからシングルレッグに切り替え、シウバのギロチン狙いを察知して対角に跳び、シウバの立ち際を押し込みブザー。

 判定は2-1(29-28×2, 28-29)に割れ、3Rにダウンを奪ったシウバが接戦を制し、MMA戦績を15勝7敗とした。

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