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【Krush】篠塚辰樹と佑典が舌戦を展開、篠塚「普通に倒す。1RでKO」佑典「普通に勝つ。3R前半でKO」

2022/08/05 22:08
【Krush】篠塚辰樹と佑典が舌戦を展開、篠塚「普通に倒す。1RでKO」佑典「普通に勝つ。3R前半でKO」

9カ月ぶりの再起戦となる篠塚(左)と対戦するのは佑典。KO決着必至の一戦に

 2022年9月24日(土)東京・後楽園ホール『Krush.141』の記者会見が、8月5日(金)都内にて行われた。

 フェザー級3分3R延長1Rで篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)と佑典(月心会チーム侍)が対戦。


 篠塚はボクシングでアマチュア時代にインターハイベスト8の戦績を残し、プロ転向後はA級ボクサーとして3勝(2KO)1敗の戦績。2018年2月にキックボクシングに転向し、TEAM TEPPEN所属として2018年2月にRISEでプロデビュー。2019年5月の森本”狂犬”義久戦は因縁の対決として話題となったが、延長戦の末に敗れた。2021年3月にK-1初参戦を果たし、延長戦で小澤海斗に判定2-1で勝利。2021年12月にはKrushフェザー級王座に挑戦したが、新美貴士にKOで敗れ今回が再起戦。戦績は8勝(6KO) 3敗。


 佑典は身長170cmのサウスポーでK-1 JAPAN GROUPには2021年2月のKrushで初参戦し、桝本翔也を1R2分36秒、左ストレートで2度ダウンさせてTKO勝ちしている。欠場者を受けて3月のK-1に緊急参戦し、一階級上のスーパー・フェザー級で横山朋哉と対戦するも初回29秒でKO負け、9月も代打出場で斗麗にKO負けを喫するが、今年2月のKrushで林勇汰にKO勝ち。5月には大田拓真に判定で敗れた。戦績は16勝(7KO)7敗。

 会見では佑典が「この試合が決まって普通に楽しみやなって感じで。試合までも試合も楽しんで最後は勝とうと思います」と言えば、篠塚は「前回タイトルマッチで負けちゃって。今回は倒しやすい相手を用意してもらったのでしっかり倒して勝とうと思います」と、両者それぞれコメント。


 互いの印象を聞かれると佑典は「昔、他団体に出ている時は強くておもろい選手やなって思っていたんですが、K-1に来てからは調子が悪いのか、あまり面白くない試合をしてるので、僕との試合でもう1回元の面白い姿に戻ってもらったうえで僕が倒そうと思います」、篠塚も「何試合か見たんですが(相手は)誰も弱いので特に印象はなくて。普通に倒そうと思っています」と、両者静かに舌戦を展開。

 篠塚の挑発をどう思うかと聞かれた佑典は「そういうキャラだと思っているので、そんな感じで来ると思っていた。普通に用意できていたので何ともって感じですね。そのままやなって感じ」と、全く意に介さない様子。


 約9カ月ぶりの再起戦となる篠塚、この期間は何をしていたのかと聞かれると「めちゃめちゃ練習していました。いろいろと自分のスタイルを迷っていたので、そこが完成できたかなって感じですね。あとは試合で魅せるだけです」とスタイルの完成を目指していたと言い、「今は昼はTARGET渋谷、夜は428FIGHT CLUBで練習しています。だいぶアップデート出来たのでそれを次の試合で見せたい」と、YA-MANが所属するTARGET渋谷でも練習していることを明かした。

 新美とのタイトルマッチでの敗因はどう分析しているかとの質問には「うーん…俺より試合に勝とうという気持ちが新美選手の方があったすね。自分がまだ未熟でした」と答えた。

 両者のスタイルと強打からしてKO決着が期待されるマッチメイク。何ラウンドまでにKOしたいかとの質問に佑典が「3R前半くらいで」と言えば、篠塚は「1Rっすね。長くても2Rかなと思っています」と言い放つ。


 また、8月11日のK-1福岡大会で「フェザー級世界最強決定トーナメント」があることについて、佑典は「僕が負けている斗麗選手と同門の椿原龍矢がやるので、そこで自分の仇を龍矢がとるって感じには思って欲しくなくて。単純に龍矢と斗麗選手がやるだけで自分の借りは自分で返しに行こうと思っています。それまでの一歩が今回の試合やなって思っています」との想いを口にする。

 一方の篠塚は「トーナメントには前回タイトルマッチで負けて出られないのは仕方ないので、一戦一戦一人一人みんな倒していくって感じですね」と、ここから実績を積み上げていきたいとした。

 そして佑典は「普通に勝つので見とってください」、篠塚は「12月から試合の期間が空いてしまったので、その分みんなを楽しませられるように面白い試合をする」と最後に語った。

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