フライ級王座が新設され、4名によるワンデートーナメントで王座が争われる
2022年9月24日(土)東京・後楽園ホール『Krush.141』の記者会見が、8月5日(金)都内にて行われた。
Krushで最軽量級となるフライ級(-51kg)王座の新設が発表された。今回は4人のワンデートーナメントで初代王座が争われる。第1試合は山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード)vs.大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)、第2試合は大夢(WIZARDキックボクシングジム)vs.天馬(WSRフェアテックス西川口)に決定。
(写真)山脇飛翼
山脇はK-1甲子園2019 -55kg王者で、2020年4月にプロデビュー。戦績は3勝(2KO)2敗1分。大久保は第11回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -55kg優勝、第37回K-1アマチュア チャレンジAクラス -55kg優勝、K-1甲子園2021 -55kg優勝とアマチュアで経験を積み、2022年2月のK-1でプロデビュー。6月の『THE MATCH 2022』ではオープニングファイトに抜擢され、那須川龍心に判定勝ちしている。戦績は2勝無敗。
(写真)大久保琉唯
大夢は6勝(3KO)1敗の戦績を持ち、K-1 JAPAN GROUPには2021年6月から参戦して3戦を行い、麗斗と萩原秀斗にKO勝ち、山脇に判定勝ち。天馬はこれまでムエタイルールの大会で活躍し、今回が初参戦。WMC日本ライトフライ級王座を獲得しており、4選手の中で唯一プロのタイトル獲得歴がある。戦績は5勝(3KO)3敗。
(写真)天馬
会見で大久保は「このようなトーナメントを3戦目にして組んでいただいたことを嬉しく思います。このトーナメントは自分のトーナメントだと思っていますし、負けられない理由がたくさんあるので負けたらそこで終わりだと本当に思っています。だからこそ自分が初代の王者になります」との決意を語る。
(写真)大夢
対する山脇は「最近全然結果を残せていなくて僕は呼ばれないだろうと思っていて。今回このようなチャンスをいただいて本当にありがたいと思っています。今は自分が一番弱いと思っているので、当日は自分が一番強くなって王者になります」と、試合までに自分が一番強くなるとした。
天馬は「自分はそんな結果を残せていないんですけれど、こんな大きな大会に呼んでもらえてとても嬉しいです。出るからにはベルトを獲りたいと思っています」と挨拶。
大夢は「この階級にベルトが出来て心から嬉しく思っています。フライ級はただ軽い階級ではなくて、最速で相手を倒す階級ということを僕が体現していきたいと思います。ペチペチ上手く戦うつもりはないので、当日楽しみにしていてください」と、フライ級は“最速で相手を倒す階級”と定義づけた。