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2022年8月5日(日本時間6日・朝10時~ABEMA配信)に米国オクラホマ州ショーニーのグランドホテル・カジノ&リゾートで開催される『LFA 138』に、田中路教と河名マストが出場する。
バンタム級の田中路教(チームアルファメール)は、UFCを2勝3敗でリリース後、GRANDSLAMで現UFCフライ級のホジェリオ・ボントリンにリアネイキドチョークで一本勝ち。ACBと契約したものの試合が組まれず、2019年3月にPANCRASEでロシアのウラジミール・レオンティブに判定勝ちすると、UFC再契約を目指しLFAと契約。新型コロナウイルスやビザの影響で2年半以上のブランクが空いたが、2021年11月の『LFA 117』でヒカルド・ディアスに判定勝ちし、LFA初陣を飾っている。
しかし、LFA2戦目がなかなか決まらないなか、UFCとコンタクトを取りつつ、ほか団体への参戦も模索するなか、ようやく9カ月ぶりのLFAでの試合が決定した。
対戦相手のアリ・ファリアスは、MMA11勝3敗。 アンドレ・ペデネイラス門下のラモン・レモスの黒帯であるファリアスは、2018年のムンジアルライトフェザー級準決勝でジョアオ・ミアオに勝利している強豪柔術家。「Arzalet Fighting 1」でエルニエ・ブラカにTKO負けも、PANCRASE参戦経験もあるサイモン・オリヴェイラに判定勝ちするなどACB2連勝でMMA5連勝を飾るも、Bellatorと契約したマルコス・ブレノにTKO負け。2021年10月の前戦では、「Cassino Fight 7」でホドリゴ・デ・モウラに2R ギロチンチョークで一本勝ちしている。
7つのサブミッション勝利のうち、リアネイキドチョークでの一本勝ちが5つを数えるフィニッシャーで、田中がポジションを譲った場合、バックを許してのスクランブル、あるいは得意のブリッジでのスイープにも注意が必要な相手だ。
ABEMAのインタビューで田中は、柔術黒帯のファリアスとの試合に向け、「相手が柔術家ですごく強い選手であろうと、僕もグラップラー。そこは変えずにグラウンドで真っ向勝負出来れば」と力強く語った。