▼DEEPウェルター級 5分2R
米田奈央(フリー)
レバナ・エゼキエル(K-Clann)
米田は、元DEEPウェルター王者の住村竜市朗との2戦でいずれも判定負け。6月の1戦目は偶発的なアクシデントにより試合続行不可能となり途中判定で敗れ、2021年10月の前戦では、サウスポー構えからジャブ&ローを当てるもテイクダウンを受けてスプリット判定で敗れている。
対する20歳のエゼキエルはコンゴ出身でMMA2勝3敗。初代GRANDウェルター級王者ロクク・ダリの親戚で、2021年ラウェイでのアンビータブルルールで笠島竜二に判定勝利も、MMAでは畠山祐輔、鈴木琢仁に判定負け。嶋田伊吹にリアネイキドチョークで一本負けと厳しい敗戦が続いたが、2022年3月に佐藤洋一郎を長い左ジャブから右ストレートで出血させ、金網に釘付けにして、1R 1分19秒 TKO勝ちを収めている。
打倒極の強い佐藤に右の強打で一気に試合を決めたエゼキエルに対し、MMA6勝6敗1分けの米田はキャリアの差を見せつけて、戦績を勝ち越しとするか。
▼DEEPライト級 5分2R
THE☆ナマハゲ(KATANA GYM)
泉 武志(FIGHTER'S FLOW)
ライト級では、2016年レスリング全日本選手権グレコローマン71kg級優勝、2017年アジア選手権同級優勝の泉武志が参戦。修斗からDEEPに参戦し、2連勝中のTHE☆ナマハゲこと小野寺裕也と対戦する。
泉は、レスリングからMMAに転向し、2022年4月の『RIZIN TRIGGER 3rd』でプロデビュー。グラント・ボグダノフと対戦し、柔術黒帯のボグダノフに終始試合をコントロールされ、3RレフェリーストップによるTKO負けとなった。7月のDEEPでは、伝統派空手&BRAVEの野村駿太にスプリット判定負け。2戦ともに実両者を相手に熱闘も、星を落としている。
対するナマハゲは、修斗で2勝4敗も、木村孔明にアームロックを極めるなど寝技で一本勝ちをマーク。2022年3月にDEEPでMMA復帰すると、ゲオ・レバナに判定勝ち、5月大会でもStreet★Bob洸助に判定勝ちで2連勝中だ。
グレコのレスリングの泉は“ザ・寝技”のナマハゲに対し、スタンド打撃、トップからもドミネート&打撃で削ることが出来るか。ナマハゲは組みがベースの泉に対し、スイープ、極めを狙えるか。
また、同大会には『BreakingDown』で勝利している倉本大悟と朝比奈龍希のトライフォース赤坂組も出場が決定している。