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【ムエタイ】聖地ラジャダムナンで新基軸「ワールドシリーズ」7・22開幕、4階級で8人ずつがリーグ戦、8月大会にはブアカーオが18年ぶり出場

2022/07/21 14:07
【ムエタイ】聖地ラジャダムナンで新基軸「ワールドシリーズ」7・22開幕、4階級で8人ずつがリーグ戦、8月大会にはブアカーオが18年ぶり出場

およそ500年の歴史を誇るムエタイだが、ここへきて次々と海外へ広めるための改革が行われている

 2022年7月22日(金)より、ムエタイの聖地ラジャダムナンスタジアムにてワールドリーグ戦の『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』が開幕する。ムエタイの情報をSNSで提供している『Muay Thai Super Fight』が報じた。

『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』は3カ月にわたってフェザー((126ポンド)、ライト(135ポンド)、ウェルター(147ポンド)、スーパーウェルター級(154ポンド)の4階級で8人ずつのリーグ戦が行われ、王者を決めるというもの。各階級ともタイ人選手4名、外国人選手4名が出場。


 試合は3分3Rインターバル2分(通常のムエタイは3分5R)で行われ、決勝戦は3分5R。各ラウンドマスト判定(10-10は無し)で、フラッシュダウンも即ダウンカウントをとる(通常のムエタイではフラッシュダウンはダウンにならないことが多い)。各ラウンドオープンスコアで、リングは通常よりも小さい6メートル四方のリングを使用するという、通常のムエタイとは大きく違う形式で行われる。


 ビッグニュースとしては、リーグ第3戦となる8月19日(金)大会には“生ける伝説”ブアカーオ・バンチャメーク(=以前はポー.プラムック/タイ)がラジャダムナンスタジアムのリングに上がることも発表された。ブアカーオの聖地ラジャダムナン登場は2004年以来18年ぶりとなる。なんとニューヨークのタイムズスクエアで広告も流されており、ラジャダムナンの力の入れようが分かる。

 昨年7月にはもうひとつの殿堂ルンピニースタジアムにて、これまでの“女人禁制”が説かれ女子マッチが組まれ、3分3R制の導入やMMAの試合をも導入するなど、変革の時を迎えているムエタイ。国際色豊かなワールドシリーズで新たな人気を獲得することが出来るか。

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