▼第6試合 Krushヘビー級 3分3R
×佐野勇海(拳之会)
KO 3R 2分36秒 ※3ノックダウン
〇木村太地(KBスポーツジム)
佐野はNJKFを主戦場とする選手でKrushはこれが3戦目、戦績は3勝2敗1分。木村は第12回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス+75kg優勝、第40回K-1アマチュアチャレンジAクラス+75kg優勝の成績を持ち今回がプロデビュー戦。
1R開始から打ち合いに行く両者。接近戦で細かくパンチを出し合う。佐野のローブローとバッティングで2度中断があり、再開後も打ち合う。佐野は前蹴り、ヒザ蹴り、左ミドルも織り交ぜていった。
2R、佐野は右ストレートで何度もヒットを奪うが、木村は大きな左右フックを打ち返してくる。両者かなりの消耗が見えて互いのパンチをもらうが、佐野がヒザを入れて優勢に。
3R、木村の大きな右フックが何度も爆音を発して当たると、佐野はクリンチを連発。そしてついに木村の右フックがヒットし、佐野は後方へフラフラと後退してそのままダウン。立ち上がった佐野に襲い掛かる木村は大きな右フックを連打、右から左を返して2度目のダウンを奪うと、最後も右フックからの左フックで佐野をマットに沈めた。
木村はマイクを持つと「今日はデビュー戦、普段より舞い上がりすぎてスタミナが尽きるの早すぎてこんな試合してしまったんですが、僕はこんなもんじゃないです。これから上に上がっていきます」とアピールした。