▼第5試合 -66kg契約 3分3R
〇安彦考真(Executive Fight 武士道)
KO 2R 0分51秒
×YO UEDA(TARGET SHIBUYA)
今年2月に開催されたオープンフィンガーグローブマッチのみの大会『RISE FIGHT CLUB』でプロデビューを果たした安彦がプロ2戦目を迎える。「年俸120円のJリーガー」として話題となった安彦は、2017年に全ての仕事を辞して若き頃に断念したJリーガーを目指し、翌年に年俸ほぼ0円で契約をつかんだものの2020年にはJリーガーを引退。格闘家に転身し、小比類巻貴之の元で練習を重ね2021年4月にセレブ格闘技大会『Executive Fight~武士道~』にてデビュー。アマチュアで3戦3勝の戦績を収めて2月のプロデビュー戦では元西武ライオンズの投手・相内誠との「野球vsサッカー」対決で初回KO勝ちを飾り、会場を大いに沸かせた。
その安彦の対戦相手となるのはYA-MAN率いるTARGET SHIBUYA所属のYO UEDA。5月14日に初開催となった40歳以上限定のアマチュア大会『RISE VOA』で1R 77秒で豪快KO勝利となったUEDAは試合後のマイクで「安彦選手と戦いたい。40代では自分が敵無しだと思っている」と宣戦布告。熱望していた安彦戦が決定し49歳でプロデビューを果たすこととなった。
1R、頭を下げて突っ込むUEDAに安彦は左三日月、組んでのヒザ蹴り。思い切り右フックを振り回すUEDAだが、終盤には疲れが見える。
2R、左右フックの連打で襲い掛かる安彦にUEDAも右フックで対抗。両者は何度か揉み合って転倒した後、右フックで襲い掛かったUEDAに安彦がヒザを突き上げ薙ぎ払うとUEDAが転倒。そのまま立たなかったため安彦のKO勝ちとなった。
安彦は「自分の中の常識が踏み出せない。そういう姿を僕は見せたい。初めて対戦したい選手が出きました。オープンフィンガーグローブでYA-MAN選手とやりたい。命をかけて戦える試合で彼と勝負したい。勝ったら言おうと心に決めていました。笑われても戦いたい。見せたいものがある」と、なんとYA-MANとOFGマッチで戦いたいとアピール。44歳の挑戦をYA-MANは受けるのか。