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【DEEP】RIZINデビューから3カ月、レスリングエリート泉武志と伝統派空手&BRAVEの野村駿太が激突! FKT優勝期待の新人・濱口奏琉がプロデビュー、森山壱政がDEEP初参戦=7月10日(日)TDC

2022/06/03 12:06
【DEEP】RIZINデビューから3カ月、レスリングエリート泉武志と伝統派空手&BRAVEの野村駿太が激突! FKT優勝期待の新人・濱口奏琉がプロデビュー、森山壱政がDEEP初参戦=7月10日(日)TDC

(C)DEEP/RIZIN FF/GONG KAKUTOGI

 2022年7月10日(日)東京・TDCホールで開催される『skyticket Presents DEEP 108 IMPACT』の追加カードが発表された。

 ライト級で、2017年レスリング全日本選手権グレコローマン77kg級準優勝の泉武志(FIGHTER'S FLOW)と、伝統派空手で全日本空手道選手権5位の野村駿太(BRAVE)が対戦する。

▼DEEPライト級 5分2R
泉 武志(FIGHTER'S FLOW)
野村駿太(BRAVE)

 泉は、MMA2戦目。2022年4月の前戦「RIZIN TRIGGER 3rd」でプロデビューし、ケージの中でグラント・ボクダノフにパウンドによるTKO負けを喫した。

 対する野村はMMA4戦目。2021年9月の「GRACHAN 50」でプロデビューし、前田啓伍に判定勝ち後、2021年11月の「VTJ 2021」で宇佐美正パトリックに判定負け。2022年3月の前戦「GRACHAN53×BRAVE FIGHT26」で藤村健悟を1R 鉄槌50連打でTKOに降している。

 RIZINで柔術出身のボクダノフにテイクダウンとコントロールを許した泉は、2戦目でいかにレスリングを活かしたスタイルを修正してくるか。野村は、伝統派空手の動きを強豪レスラー揃いのBRAVEでいかにアジャストしてくるか、注目のライト級戦だ。

▼DEEPバンタム級 5分2R
山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)
濱口奏琉(パラエストラ和泉)

 2022年フューチャーキングトーナメントで、フェザー級の五明宏人とともに、バンタム級で際立つ強さを見せた濱口奏琉がプロMMAデビューする。

“ソウル”は、極真会館で2018年、2019年の国際親善空手道選手権大会高校男子上級65㎏級で2連覇の空手家。レスリングでも2021年7月の西日本学生新人選手権大会でグレコローマンスタイル63kg級優勝、全日本学生選手権5位の実績を持ち、3月のフューチャーキングTで4試合を勝ち抜き優勝を果たした。弟の濱口来音もグレコ55kg級で活躍しており、注目の兄弟の兄がパラエストラ和泉からプロデビューとなる。

 対する山本有人はリバーサルジム東京スタンドアウト所属。RIZINファイターの瀧澤謙太らとともに練習し、2021年10月のプロデビュー戦こそ宮島夢都希に判定負けも、2022年2月の「DEEP106」で岩見凌に、5月の「DEEP107」で小原卓にいずれも判定勝ちしている。MMA2勝1敗の経験値、アグレッシブなファイトスタイルで濱口を混乱させるか。

 1R、ともにオーソドックス構えから。右カーフを当てる濱口。山本の入りをさばき、右サイドキックも。山本はダブルレッグテイクダウンも、尻餅で立ち上がる濱口。左で差して押し込グレコの使い手でもある濱口に、右で足をかけて防ぐ山本。

 右ローを当てる濱口。2発目を掴んでダブルレッグテイクダウンは山本。濱口の右手を後ろ手に掴む山本。右手を抜く濱口は上体を金網に立てて座る。山本は両足をヒザ上に乗せて支点を無くす。

 足を戻して立ち上がる濱口が両脇を差して崩しパウンドもすぐに立つ山本。離れ際に左フックを当てて前に。濱口も右を返すと、左で差して前に。押し込んで右ヒザを突く。

▼DEEPフェザー級 5分2R
劉獅(KIBAマーシャルアーツクラブ)※高塩竜司から改名
森山壱政(SONIC SQUAD)

 劉獅にリングネームを改名した高塩竜司と、SONIC SQUADの森山壱政がフェザー級で対戦。

 森山はZSTで2勝1分け後、「Brave CF」に2度参戦。2018年12月には現Bellatorファイターのウスマン・ヌルマゴメドフとも対戦(1R TKO負け)。Fighting NEXUSでは、2020年12月にジェイク・ムラタにリアネイキドチョークで一本勝ちすると、2021年4月に河村康博に判定負け。同年7月に唐沢達郎をチョークで極めるも、2021年12月に須藤拓真のヒールフックに一本負けしており、今回がDEEP初参戦となる。

 河村にスクランブルで対抗し、須藤を打撃で後退させるなど、強豪相手にあと1歩と迫りながら後塵を拝している森山は、新天地で再び強さを見せることができるか。

 元警察官の劉獅は、MMA7勝9敗2分。2020年12月に「朝倉未来1年チャレンジ」の西谷大成に判定勝ち後、2021年は2月に山本歩夢に腕十字で一本負け。6月に鬼山斑猫にスプリット判定勝ちすると、2021年12月にハリー・スタローンにも判定勝ちで2連勝した。しかし、2022年3月の前戦では、高野優樹に2Rにダウンを奪われての判定負け。上位を目指すためにも、門番として森山の前に立ちはだかる必要がある。

▼オープニングファイト DEEP JEWELSフライ級 アマチュアSPルール契約 3分2R
福田万智(フリー)
角田光優(禅道会 中信支部)

  組みの福田と打撃の角田の対戦。

 インターハイ栃木県予選57㎏級準優勝の柔道出身の福田万智は、アマチュアMMA3勝2敗、EXFIGHT2やIREコンバット柔術、FINISHにも出場し、柔術青帯のグラップラーだ。

 対する角田光優は、禅道会中信支部山梨甲斐道場所属。全日本RF大会女子無差別級で優勝。SEI☆ZAで現UFCのタバタ・ヒッチとも対戦経験を持つ。2021年3月のアマチュアEEP JEWELSで二村桜子のダブルレッグを切ってマウントを奪うなど判定勝ちしている。

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