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メイウェザーが来日、次回エキシビションマッチは10月か12月「パッキャオや村田は無理。交渉している相手は凄くいい相手」(谷川貞治氏)

2019/06/13 17:06
2019年6月13日(木)都内TMT JAPAN事務所にて、プロボクシング5階級制覇フロイド・メイウェザー・Jr(アメリカ)が記者会見を行った。メイウェザーは12日(水)に自家用ジェット機で来日したという。  会見終了予定時刻を30分過ぎてようやく現れたメイウェザー。まずは19日に千葉で4階級制覇に挑む井岡一翔らの表敬訪問を受けての記念撮影。  続いての会見前にはスタッフより、「メイウェザーは現役を引退しているので、パッキャオとやるつもりは全くない。エキシビションならやる。試合はない」とのメイウェザーからの事前メッセージが伝えられた。  会見でメイウェザーは、前回の来日時に日本で開催すると発表した格闘技イベント『TMT』について触れ、「今回何カ所かと打ち合わせをしていた。カードはまだ決まっていないが、交渉している段階だ。私のプロモーションに所属するチャンピオンや私の弟子と日本人選手とのエキシビションのカードも考えている」と、計画は進んでいることを明らかに。  今後はアジアでのビジネス展開を考え、日本の高級マンションの最上階を購入して住むことも本格的に考えていると言い、「プロボクサーは引退したが大晦日のようなエキシビションマッチはする、年内には実現すると考えている。そしてTMTブランドで車、トロフィー、高級車、宝石、時計などをセレブに販売するビジネスをやっていく」とした。  メイウェザー自身は「まだ決定していない。交渉中」とした次回のエキシビションマッチについて、会見の司会を務めた谷川貞治氏(元K-1プロデューサー、現巌流島プロデューサー)は「メイウェザーはビッグネームとビッグマネーを稼ぎたいヤツが集まるビッグなイベントがTMT、という考えを持っているようです。RIZINの榊原さんとはいい関係なので、自主興行でやるか、RIZINでやるかはまだ決まっていませんが、年内に10月か12月に行います。日本人ですでに交渉をしている選手もいますし、外国人選手もいます。まだ話がまとまっていないので言えない状況ですが、決まればかなりいいです。誰もが知っている凄くいい相手。相手はまだOKしていません」と、日本人と外国人でそれぞれ候補がいると説明。  また、「ボクサーにもあたっていますが、噂で出ているマニー・パッキャオや村田諒太選手とは引退しないと無理。今(候補に)上がっているのはキックボクサーとMMAファイターです。あとはお金の問題」と、昨年大晦日の那須川天心戦のように異種格闘技戦的なエキシビションマッチになると話した。
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