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【Fighting NEXUS】浜本“キャット”雄大がMMAで初の連勝! ウィルキンスが“ライト級のシュルト”コクエイに一本負け

2022/05/10 21:05
【Fighting NEXUS】浜本“キャット”雄大がMMAで初の連勝! ウィルキンスが“ライト級のシュルト”コクエイに一本負け

(C)Fighting NEXUS

 2022年5月8日(日)、東京・GENスポーツパレスにて『Fighting NEXUS vol.27』が開催された。

▼第8試合 5分2R(延長1R)フライ級 56.7kg契約
◯浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)
[2R 判定3-0] ※20-18×3
×藤原俊樹(MMA空手道場 鷹)

 日本でILFJ認定ラウェイ王者となった浜本は、2017年大晦日のRIZINで那須川天心と対戦も2R KO負け。その後、2020年8月にMMAに転向すると、ZSTで歌川大輔に左フックで1R KO勝ち。同年11月に伊藤盛一郎と対戦し、ヒジで切り裂きながらもパウンドでTKO負け。

 2021年4月の前戦では、俳優の渡邉龍太郎(SONIC SQUAD)とヒジ無しルールで対戦し、2R TKO負けでMMA2連敗となったが、2022年2月の前戦で、かつて萩原京平に一本勝ちしているサンビストの荒井真人に1R TKO勝ちで再起を遂げている。

 対する藤原は、MMA5勝10敗。SWAT! で戦い、Fighting NEXUSに参戦。2022年2月の前戦では、平井総一朗にリアネイキドチョークで一本負けを喫した。

 1R、オーソドックス構えの浜本は右の蹴りから。右ストレートも当てるが、サウスポー構えの藤原も左を返す。先にダブルレッグに入る浜本。差し上げる藤原は体を入れ替えると浜本はアームインギロチンチョークでクローズドガードに入れて絞める。

 中腰になる藤原にネルソンに移行する浜本は100%スイープで上に。しかし足を手繰る藤原。ネルソンからバックマウントに移行し、リアネイキドチョークを狙う。背負って立つ藤原に正対し、ヒザを突く浜本。

 藤原の組みで引き込みに。ネルソン狙いに首を抜き、体を入れ替える藤原がシングルレッグへ。そこにヒジを突く浜本。首相撲でもヒジを着き、押し込む藤原を再びギロチンにとらえてブザー。

 2R、左の蹴りで入る藤原。詰める浜本にボディロックして押し込む。首相撲ヒザ狙いは浜本。ダブルレッグに切り替えテイクダウン奪う藤原。腰を抱き、パス狙い。その際で上体を立てる浜本。立ち上がりに成功すると、藤原もついていってダブルレッグテイクダウン!

 しかし下の浜本は上体を金網で立てる。藤原は両足を束ねて背中を着かせると右へパス。背中を見せた浜本のバックを狙うが、突き放す浜本は左右で前に。軸がブレる浜本に、藤原はダブルレッグへ。

 ここは切った浜本がヒザをがぶりからヒザを突くが、立ち上がる藤原がシングルレッグへ。そこにニンジャチョークを合わせた浜本が体を入れ替え、絞め上げ上になりパウンドをまとめてゴング。1Rは浜本、2Rの中盤までは藤原、終盤は浜本だが……。

 判定は3-0(20-18×3)で浜本が勝利。自らタックル、ケージレスリングでのギロチン&100%スイープ、ニンジャチョークなど、組み技で進化を見せた浜本は、MMAで初の連勝をマークした。

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