(左から)初代VALKYRIE無差別級王座(2010年)、初代バンタム級クィーン・オブ・パンクラス王座(2012年)、初代DEEP JEWELSフライ級王座(2022年/DEEP写真提供)と三冠王になった中井りん
2022年5月8日(日)東京・後楽園ホールで開催された『skyticket Presents DEEP JEWELS 37~フライ級 GP 2022 FINAL ROUND~』にて、準決勝でTe-a(AACC)に2R4分43秒、腕十字で勝利、決勝戦は杉山しずか(リバーサルジム新宿 Me,We)に1R4分53秒、同じく腕十字で勝利してDEEP JEWELS初代フライ級王者となった中井りん(修斗道場四国)。
(C)DEEP
中井は3月のトーナメント1回戦で藤田翔子(リバーサルジム新宿 Me,We)にも2RでTKO勝ちしており、完全制覇を成し遂げたことになる。
(写真)プロ初のタイトルを獲得した時の中井のマイクアピール
その中井が試合後に自身のSNSを更新。「2試合1本勝ちでチャンピオンになりました。私3本目のチャンピオンベルトです。私を支えて下さるファン皆様のお陰です有難う御座います」と、優勝したことを報告。タイトル獲得は2010年11月の初代VALKYRIE無差別級王座、2012年12月の初代バンタム級クィーン・オブ・パンクラス王座(いずれもトーナメントで優勝)に続いて3度目となった。
(写真)初めてタイトルを獲得してから12年後、3本目のベルトを巻き改めて国内最強を証明した中井
続けて「怪我をしていて今日2試合は打撃技を一切捨てて寝技で勝つしかない作戦でした。勝つ責任感で固くなり良い動きができず、十字を強引にとるだけの試合で最悪の出来でした。怪我をしていて全体的に調子が悪く動きが悪かったです」と試合後インタビューで明かした通り、怪我をしていて打撃は使わず寝技で勝つ作戦だったが、自分としては満足のいく出来ではなかったと振り返る。
しかし、「ただ、勝ったとは想います。2試合とも1本で勝ちで結果を出しチャンピオンとなりました」と、改めて国内最強であることを証明できた、と記した。
2試合1本勝ちでチャンピオンになりました
— Rin Nakai 中井りん (@RinNakai2) May 8, 2022
私3つ目のチャンピオンベルトです
私を支えて下さるファン皆様のお陰です有難う御座います🙇
怪我をしていて今日2試合は打撃技を一切捨てて寝技で勝つしかない作戦でした
勝つ責任感で固くなり良い動きができず
十字を強引にとるだけの試合で最悪の出来でした pic.twitter.com/XlpDxc8zB9