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【スックワンキントーン】日本でIBFムエタイ世界タイトルマッチ初開催、石井一成と小嶋勇貴が世界獲りへ挑む

2019/06/11 21:06
【スックワンキントーン】日本でIBFムエタイ世界タイトルマッチ初開催、石井一成と小嶋勇貴が世界獲りへ挑む

石井一成(右)がWPMF世界タイトルに続いてIBF世界タイトルを狙う

2019年6月12日(水)東京・後楽園ホールでムエタイ大会『SUK WAN KINGTHONG Go to Raja』が開催される。今大会では日本初のIBFムエタイ世界タイトルマッチが2階級で行われる。

 IBFムエタイはプロボクシングの世界王座認定団体として知られるIBF(国際ボクシング連盟)が、WBC(世界ボクシング評議会)に続いて2017年12月に設立したムエタイ部門のタイトル。日本人では名高・エイワスポーツジムが2018年9月にタイで初めて王座に就いた。


 IBFムエタイ世界バンタム級タイトルに挑むは、WPMF・ルンピニージャパン・J-NETWORKバンタム級王者の小嶋勇貴(ノーナクシン東京)。小崎は卓越したムエタイテクニックでデビュー以来9戦負けなしのまま二冠王となったが、2019年3月に10戦目で初黒星。現在の戦績は11勝(2KO)3敗。

 対戦相手のペットチャオワリット・ソーチットパッタナーはボクシングで元WBC世界ユース・フライ級王者で、現WBCムエタイ世界バンタム級王者、ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級6位の強豪選手。小嶋は自身のSNSで「相手は化け物級ですが僕は勝ちます。僕なら勝てます」と意気込みを綴っている。

 IBFムエタイ世界フライ級タイトルには、KING OF KNOCK OUTフライ級王者・石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)が挑む。

 石井はジュニアキック出身でアマチュアでは14冠王を達成。タイを主戦場に6連続KO勝利を飾り、2017年2月にはTrue4Uフライ級タイトルを高校生で獲得。2017年6月からはKNOCK OUTに参戦し、2018年12月、トーナメントを制してKING OF KNOCK OUT初代フライ級王座に就いた。また、2019年2月にはKO勝ちでWPMF世界フライ王座も奪取。国内では現在6連勝で、その中にはラジャダムナンスタジアム認定フライ級6位ノンロスをKOした勝利も含まれる。

 対戦相手はrue4Uライトフライ級王者、ムエサイアムイサーンライトフライ級王者のペットタイランド・ヨードムエポンラット(タイ)。

 石井は11日(火)に行われた前日計量をクリアー後、「必ず2つ目の世界のベルトを獲る」と、世界二冠王になることを宣言している。

 スペシャルエキシビションマッチでは、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者ルンキット・ウォーサンプラパイ(タイ)と梅野源治(PHENIX)が拳を交える。ルンキットはRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES』の-58kgトーナメント、梅野は-61kgトーナメントに参戦中。

 また、スックワンキントーンが認定する王座の初代王者決定戦が5試合行われる。

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